埼玉県加須市細間の路傍の小堂（探訪日：2023年8月3日）
非常に大きい庚申塔が納められた覆屋があります。
この庚申塔は自分が石仏好きになった一つの要因と言える特別なものです。
その前には六地蔵が並べられています。大きさ、像容ともに統一性はありません。
青面金剛像庚申塔
刻銘「享保元丙申年霜月吉日(1716) / 志願所以現世安穏身心堅固意願成就願以此功徳普及於一切我等與衆生皆共成佛道 / 種子〈ウーン〉」
「奉造立庚申供養尊 / 細間新田講中願主」
御尊容
肘をつく不機嫌そうな一邪鬼
御幣を持つ二猿(二童子？)
地蔵菩薩半跏像塔
刻銘「享保十八癸丑年十一月吉日(1733) / 願主細間新田」
明和五年銘宝塔(宝篋印塔？)(1768)
観音経読誦供養塔
刻銘「寛政八丙辰九月十八日(1796) / 願主 栗原藤七 同 野新田講中 / 天下泰平國土安全 / 奉讀誦観音経供羪佛」
「武劦埼玉郡川邊領細間村」
光明真言百万遍供養塔
刻銘「明和九壬辰年六月廿日建之(1772) / 武藏國埼玉郡細間村 / 施主□〜□ / 天下泰平國土安穏家内安全 / 光明真言一億百万遍供羪塔」
「念佛百万遍 / 武刕埼玉郡川邊領細間□」
所在地
