石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

道祖神

双体道祖神塔(安曇野市穂高柏原・路傍)

長野県安曇野市穂高柏原の路傍(訪問日:2024年3月25日)JR柏矢町駅から東方へ約100メートル進んだところにGOHANYA灯という定食屋があり、その店先に覆屋を伴った石造物が置かれています。この地方によく見られる双体道祖神です。双体道祖神塔 刻銘「(紀年銘…

庚申塔と道祖神塔群(海老名市杉久保北1丁目・清水坂)

神奈川県海老名市杉久保北1丁目の清水坂(訪問日:2024年2月9日)清水坂と呼ばれる坂道沿いに石仏と石塔が並んでいます。向かって右側から載せていきます。道祖神塔(多重塔)①。銘不詳。 道祖神塔(双体道祖神塔、合掌像、男女神)② 刻銘「延享三寅□正月吉…

庚申塔と双体道祖神塔(厚木市酒井・路傍)

神奈川県厚木市酒井の路傍(訪問日:2024年2月9日)個人宅前、電信柱のたもとにブロック塀で構成された堂宇があり、その脇に庚申塔が置かれています。文字庚申塔刻銘「延享三年丙寅年十二月吉日(1746) / 庚申供養塔」 お堂の中には道祖神塔が納められていま…

庚申塔3基と道祖神塔2基ほか(厚木市金田・金田神社)

神奈川県厚木市金田の金田神社(訪問日:2024年2月9日)金田神社の鳥居脇に石塔群があります。道祖神塔(双体道祖神塔、抱肩握手像、男女神) 刻銘「(銘不詳)」 道祖神塔②刻銘「明治廿八年一月(1895) / 講中 / 道祖神」 馬頭観音塔3基。風化が進んでいます。…

道祖神塔(黒石市中川・路傍)

青森県黒石市中川字篠村の路傍(訪問日:2023年9月12日)コンクリート製の地蔵堂の脇に1基の石塔が置かれています。一度は折れたものを後年に修復したようです。道祖神塔(道饗大神塔)刻銘「昭和二十五年十月八日(1950) / 諸越蹟 / 道饗大神」 銘文にある諸…

双体道祖神塔2基(京都市下京区南不動堂町・道祖神社)

京都府京都市下京区南不動堂町の道祖神社(訪問日:2024年2月23日)堀川塩小路交差点からも近い、京都の中心街にひっそりと鎮座する神社です。もうすでに上の写真で見えていますが、鳥居の左手前には双体道祖神塔が置かれてあります。双体道祖神塔①御尊容(…

双体道祖神塔と道祖神塔(足柄下郡湯河原町宮上・路傍)

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上の路傍(訪問日:2023年10月28日)有限会社蒲寅となりの駐車場入り口に道祖神が2基安置されています。道祖神塔①刻銘「平成二十年十一月吉日建之(2008) / 蒲寅 / 道祖神」 道祖神塔(双体道祖神塔、抱擁像)刻銘「平成二十年十一…

庚申塔3基と出羽三山塔2基ほか(邑楽郡明和町千津井・三嶋神社)

群馬県邑楽郡明和町千津井の三嶋神社(2023年8月3日)社殿の左側に石仏石塔の並ぶスペースがあります。向かって右のものから掲載します。馬頭観音塔(馬頭観世音塔)① 刻銘「天保十三寅年三月吉日(1842) / 上刕邑楽郡千津井村 / 世話人 村中若者 園部与右エ…

庚申塔と地神塔ほか(江東区東砂2丁目・陶首稲荷神社)

東京都江東区東砂2丁目の陶首稲荷神社(訪問日:2024年1月10日)パラマウントベッド株式会社の本社ビルの駐車場脇に鎮座する小さなお社です。「陶首稲荷神社」扁額社殿。台石は新調されたもの。境内は狭小ながら石仏石塔が並びます。向かって左から紹介しま…

溺死者供養塔と庚申塔2基ほか(品川区南品川3丁目・品川寺)

東京都品川区南品川3丁目の品川寺(訪問日:2023年8月22日)旧東海道の青物横丁商店街にある真言宗寺院です。商店街から境内に向かって歩くとすぐ左手に東京都指定有形文化財である銅造地蔵菩薩坐像が露坐で置かれています。江戸六地蔵の一つで、本像は第一…

道祖神塔(藤沢市打戻・路傍)

神奈川県藤沢市打戻の路傍(訪問日:2023年12月2日)打戻根下交差点から北方にやや進んだところの細道に石塔があります。相州らしく道祖神が道を守っています。道祖神塔(衢祖神塔) 刻銘「安政五戊午年正月十四日(1858) / 打戻村根下 氏子中 廿八人 / 衢祖…

丸石道祖神(山梨県)

山梨県のとある集落に丸石道祖神がありました。丸石道祖神はその名の通り、丸みを帯びた自然石を道祖神とし、路傍や部落の入り口に祀ることで悪疫や魔物から守ってもらおうとする、山梨県に見られる特有の信仰です。中には分かりやすく「道祖神」銘を刻むも…

道祖神塔(藤沢市柄沢1丁目・路傍)

神奈川県藤沢市柄沢1丁目の路傍(探訪日:2023年8月23日) 小池製作所のそばに道祖神塔が立っていました。 道祖神塔(再建塔) 刻銘「昭和二十一年一月十四日再建(1946) / 柄澤村中之町氏子中」 所在地

道祖神塔(藤沢市鵠沼海岸7丁目・路傍)

神奈川県藤沢市鵠沼海岸7丁目の路傍(探訪日:2023年8月23日) 車を走らせていると偶然に見つけました。 通称「納屋の辻」と呼ばれる場所のようです。見る限りかなり新しめの道祖神です。 道祖神塔刻銘「昭和四十六年一月十四日(1971) / 鵠沼納屋組一同」 所…

庚申塔3基と道祖神塔ほか(藤沢市藤沢1丁目・撥塚)

神奈川県藤沢市藤沢1丁目の撥塚(探訪日:2023年8月23日) 撥塚。入り口に立つ石灯籠には「河川改修工事記念 / 陣屋小路中 / 平成四年六月吉日(1992)」と刻まれています。そのそばには古い墓石が並んでいます。 奥に行くと民間信仰塔が立ち並んでいました。…

道祖神塔(藤沢市本鵠沼4丁目・路傍)

神奈川県藤沢市本鵠沼4丁目の路傍(探訪日:2023年8月23日) 三叉路、個人宅の塀に専用の区画を伴って安置されています。道祖神塔 刻銘「昭和丗四年正月吉日(1959) / 原町氏子」 なんらかの石。山梨一円に分布する丸石道祖神にも見えます。 所在地

猿田彦大神塔(館林市大島町・路傍)

群馬県館林市大島町の路傍(探訪日:2023年8月3日) 県道57号線と県道362号線の交わる大島山王交差点のそば、個人宅の塀の角に祀られています。立地的にこちらは庚申塔ではなく、道祖神として建てられたものと思います。 ただ、建立年が1980年の庚申の年なの…

双体道祖神と十王十仏板碑ほか(邑楽郡板倉町大曲・浄蓮院)

群馬県邑楽郡板倉町大曲の浄蓮院(探訪日:2023年8月3日) 浄蓮院境内、大日堂の前に石仏群が安置されています。標柱や看板が設置されており、何基かは文化財指定を受けているのが分かります。 青面金剛像庚申塔 刻銘「正徳四甲午十一月吉日(1714) / 大曲村 …

双体道祖神と庚申塔(藤沢市大庭・台谷公民館)

神奈川県藤沢市大庭の台谷公民館(探訪日:2023年3月11日) 公民館の脇に石仏・石神があります。車を走らせていたら偶然見つけました。 地衣類が繁茂しているものの、像容は完存です。双体道祖神の刻銘「文久二年壬戌正月吉日(1862) / 䑓谷戸中」 青面金剛像…