長野県安曇野市穂高柏原の路傍(訪問日:2024年3月25日)県道495線から北方へ約500メートル進んだところの十字路に覆屋と木の柵で囲われた石仏石塔があります。いずれも彩色が施されており、青を基調としています。向かって右から掲載します。
二十三夜塔(勢至菩薩像廿三夜塔)
刻銘「天保十三寅年正月吉祥日(1842) / 松下中 / 廿三夜」御尊容(坐像、自然石龕型)
道祖神塔(自然石型)
刻銘「明治六癸酉天壹月足日(1873) / 下中 / 帯代拾五両 / 道祖神」
自然石型主銘「道祖神」を覆うように松の木の図柄が描かれていました。この辺一帯の地名「松下」を絵で表現している実にオシャレな道祖神です。
天満宮塔
刻銘「明治二十二年丑三月吉日(1889) / 松下中 / 天満宮」
自然石型
青面金剛像庚申塔
刻銘「天保七丙申二月日(1836) / 松下中」御尊容(立像、一面六臂、合掌型、自然石龕型)、その他像容・彫像(日天月天、斧、羂索(?))二鶏像と三猿像
こういった色のある石造物、本当に大好きです。見ていて楽しいし、地域から愛されているのが伝わってきます。
所在地