長野県安曇野市穂高柏原の路傍(訪問日:2024年3月25日)柏原西交差点から南西に伸びる道をずっと行くと、三叉路に立派な土台と覆屋を伴った石造物が見えてきます。いずれも彩色が施されています。
向かって右から掲載します。
双体道祖神塔
刻銘「天保十二丑正月吉日(1841) / 久保田村中」御尊容(男女神像、握手型、自然石龕型)
二十三夜塔
刻銘「文化十三丙子六月吉日(1816) / 二十三夜塔」
自然石型
道祖神塔
刻銘「天保十三寅正月日(1842) / 松下中 / 道祖神」
自然石型
双体道祖神の背後にはお祭りに用いられた祭具的なものが納められていました。このあたりの習俗には疎いのでこれが何というものなのかは現時点では分かりません。見事な着色で彩られた道祖神は、これからも往来する人々やこの地を見守ってくださるでしょう。
所在地