石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

庚申塔と出羽三山塔(戸田市喜沢南1丁目・喜沢神明神社)

埼玉県戸田市喜沢南1丁目の喜沢神明神社(訪問日:2024年2月2日)境内の一部が公園になっている神社です。境内の隅に庚申塔と出羽三山塔が置かれています。前者から掲載します。青面金剛像庚申塔 刻銘「明和六己丑天十二月吉日(1769) / 戸田領下戸田村 講中…

庚申塔(市川市大野町2丁目・路傍)

千葉県市川市大野町2丁目の路傍(訪問日:2024年3月16日)南大野3丁目との境に庚申塔が建っています。三猿像庚申塔(文字庚申塔、題目庚申塔) 刻銘「寛政八丙辰年十一月大吉日(1796) / 南無妙法蓮華経」 駒型、彫像(日天月天、瑞雲)コンクリート製の台石…

庚申塔と成田山供養塔(諏訪郡富士見町富士見・天満宮)

長野県諏訪郡富士見町富士見の天満宮(訪問日:2024年4月8日)富士見パノラマリゾート入口交差点を北上すると右手に斜面に沿って長い石段が伸びているのが目に入ります。この先に神社があると一目で分かる光景です。石段を上がりきると鳥居が見え、その右脇…

庚申塔と甲子塔(安曇野市穂高・庚申原墓地)

長野県安曇野市穂高の庚申原墓地(訪問日:2024年3月25日)県道432号線沿いに墓地があります。墓地の名を刻んだ標柱には「庚申原墓地」とあり、庚申信仰に因んだネーミングです。墓地脇のブランコの近くに木造の堂宇が建っており、そのそばには石塔も見えま…

庚申塔2基と双体道祖神塔(座間市四ツ谷・日枝大神)

神奈川県座間市四ツ谷の日枝大神(訪問日:2024年2月9日)鳥居の脇に石仏石神が置かれています。青面金剛像庚申塔 刻銘「文政十亥年六月吉日(1827) / 講中 佐藤五右エ門(以下人名略)」御尊容(立像、一面六臂、合掌型、笠付角柱型)、その他像容・彫像(三叉…

庚申塔(稲城市矢野口・威光寺前)

東京都稲城市矢野口の威光寺前(訪問日:2023年12月16日)威光寺前の個人宅脇に庚申堂が建っており、中に石仏が納められています。堂宇は平成三十一年に移転修理が行われたようです。青面金剛像庚申塔(立像、一面六臂、合掌型、笠付角柱型) その他像容・彫…

宮田橋敷石供養塔と高松の庚申塔(練馬区高松2丁目・路傍)

東京都練馬区高松2丁目の路傍(訪問日:2024年2月12日)結城歯科医院の駐車場脇の茂みに石仏石塔がブロック塀に護られて置かれています。そばには解説板もありました。 解説板 宮田橋敷石供養塔と高松の庚申塔 敷石供養塔は文化四年(一八〇七)、清戸道を利…

天明飢饉供養塔(弘前市西茂森1丁目・常源寺)

青森県弘前市西茂森1丁目の常源寺(訪問日:2023年9月1日)禅林街の一角にある曹洞宗寺院。津軽八十八ヶ所霊場の第55番礼所です。境内墓地の無縁仏の最前列中央に飢饉供養塔が置かれています。天明飢饉供養塔 刻銘「天保四癸巳年三月造立(1833) / 施主竹内榮…

富山県の庚申塔 #3(黒部市若栗・自福寺)

富山県黒部市若栗の自福寺(訪問日:2024年3月27日)県道14号線、敷設中の新道沿いにある曹洞宗寺院です。境内墓地の手前には石塔群が置かれています。今回は造立趣旨の明らかな民間信仰塔のみ載せます。文字庚申塔(石造庚申塚塔) 刻銘「明治十七年甲申八…

庚申塔2基(船橋市西船4丁目・路傍)

千葉県船橋市西船4丁目の路傍(訪問日:2024年3月16日)葛飾自治会館のそば、無線電信所道の道標とともに石祠と庚申塔2基が置かれています。本記事では後者のみ載せます。文字庚申塔(併用道標) 刻銘「寛政十二庚申載十一月吉祥日建之(1800) / 改修平成十四…

庚申塔3基と筆塚塔(諏訪郡富士見町富士見・路傍)

長野県諏訪郡富士見町富士見字御射山神戸の路傍(訪問日:2024年4月8日)旧甲州街道沿い。富士見パノラマリゾート入口交差点から坂を少し上がった先にあります。順に掲載していきます。筆塚塔 刻銘「嘉永六年星在癸丑仲秋日(1853) / 俗稱小川市兵衛 源好蔵 /…

庚申塔(弘前市鳥井野・白山姫神社)

青森県弘前市鳥井野字宮本の白山姫神社(訪問日:2022年9月28日)大字龍ノ口に隣接した場所に鎮座する神社です。一の鳥居には金属製注連縄(年縄)があります。二の鳥居には鬼コ。確かこの個体が人生で初めて撮った鬼コだったと記憶しています。境内に人丈ほ…

庚申塔と二十三夜塔(厚木市恩名3丁目・路傍)

神奈川県厚木市恩名3丁目の路傍(訪問日:2024年2月9日)セブンイレブン厚木恩名3丁目店の駐車場脇に小堂が建っており、そのそばに石仏と石塔が置かれています。青面金剛像庚申塔 刻銘「(紀年銘不詳) / 恩名村 / 庚申供養」御尊容(立像、一面六臂、合掌型、…

庚申塔2基(市川市大町・大町日枝神社前)

千葉県市川市大町の大町日枝神社前(訪問日:2024年3月16日)国道464号線沿いの日枝神社前、大町公民館バス停のそばの木立の中に2基の庚申塔が安置されています。向かって右から載せます。青面金剛像庚申塔①刻銘「明和六己丑正月十二日(1769)」御尊容(立像…

双体道祖神塔と馬頭観音塔(安曇野市穂高・路傍)

長野県安曇野市穂高の路傍(訪問日:2024年3月25日)矢原地区公民館の北方約80メートル、左折したすぐのところに目新しい覆屋付きの石仏石神があります。向かって右から掲載します。双体道祖神塔 刻銘「(銘不詳)」御尊容(男女神像、握手型、自然石龕型) 馬…

庚申塔と馬頭観音塔ほか(飛騨市古川町太江・寿楽寺)

岐阜県飛騨市古川町太江の寿楽寺(訪問日:2024年3月29日)飛騨朝霧街道沿いにある寺院。中部四十九薬師霊場第三十八番礼所です。境内の隅に赤い屋根の堂宇があります。開扉すると中に石仏が3基祀られていました。順に掲載していきます。青面金剛像庚申塔 刻…

庚申塔と馬頭観音塔(南津軽郡田舎館村諏訪堂・稲荷神社)

青森県南津軽郡田舎館村諏訪堂字川口の稲荷神社(訪問日:2023年9月16日)県道16号線沿いに一の鳥居がありますが、社殿まではしばらく歩きます。何本もの鳥居をくぐった先に社叢に守られた境内に出ます。境内の隅には庚申塔と馬頭観音が置かれています。掲載…

庚申塔と馬頭観音塔(品川区大崎3丁目・観音寺)

東京都品川区大崎3丁目の観音寺(訪問日:2024年2月17日)居木神社のそばにある寺院です。山門をくぐってすぐ右手に檀家用の桶などを置く場所があります。そこを進んで右に曲がると石仏のまとめられた場所に出ます。ここには民間信仰塔である庚申塔と馬頭観…

双体道祖神塔と養蚕供養塔2基(東筑摩郡山形村上大池・路傍)

長野県東筑摩郡山形村上大池の路傍(訪問日:2024年3月26日)宗福寺の寺号標の北方、集落センターの前に極めて大きい石塔と石神が並んでいます。左のものは2メートルをゆうに超します。向かって右から掲載します。双体道祖神塔 刻銘「嘉永五子二月八日(1852)…

庚申塔2基と馬頭観音塔群ほか(安曇野市穂高柏原・路傍)

長野県安曇野市穂高柏原の路傍(訪問日:2024年3月25日)大久保配水池の南方約100メートルの路傍、個人宅の作業所脇に石仏群が安置されています。覆屋に守られた庚申塔から順に掲載していきます。文字庚申塔(自然石型)刻銘「嘉永三戌正月日(1850) / 村中 /…

庚申塔と馬頭観音塔(青森市飛鳥・飛鳥羽黒神社)

青森県青森市飛鳥字岸田の飛鳥羽黒神社(訪問日:2023年9月18日)JR津軽線の線路沿いに鎮座する神社です。境内の隅、社殿の左手前に人工池があり、そのぽこっと出っ張った畔に馬頭観音塔が安置されています。馬頭観音塔(馬像付馬頭観音塔)(舟形光背型) …

庚申塔(市川市大町・庚申堂)

千葉県市川市大町の庚申堂(訪問日:2024年3月16日)有限会社ユウキオートのそばに庚申堂が建っています。中には青面金剛を主尊に据える庚申塔が納められています。青面金剛像庚申塔(併用道標) 刻銘「天明三卯二月吉日(1783) / 大町村」「向てか祢ヶさく」…

富山県の庚申塔 #2(富山市猪谷・八坂社)

富山県富山市猪谷の八坂社(訪問日:2024年3月29日)JR猪谷駅の南方に鎮座する神社です。旧社格は村社。大雨に打たれながらの参拝だったので、カメラとスマホが壊れないか常にヒヤヒヤしながら撮影してました。社殿の左手前に庚申堂が建っており、中に石仏が…

庚申塔と廻国供養塔(京都市東山区金園町・八坂庚申堂(金剛寺))

京都府京都市東山区金園町の八坂庚申堂(金剛寺)(訪問日:2024年2月23日)日本三庚申の一つ、八坂庚申堂にも民間信仰塔である庚申塔と廻国供養塔が残されてあります。境内の隅、授与所のそばに置かれている石塔は庚申塔です。文字庚申塔(青面金剛塔)(自…

庚申塔と双体道祖神塔ほか(茅野市金沢・路傍)

長野県茅野市金沢の路傍(訪問日:2024年4月8日)旧甲州街道沿い、大沢集落の入り口にあたる場所に石仏石神が寄せ集められています。そばには解説板が設けられていました。 解説板 大沢の入口この地は現在上々町地籍になりますが、昔は甲州街道からの大沢区…

宝城院の庚申塔と出羽三山塔(浦安市堀江4丁目・宝城院)

千葉県浦安市堀江4丁目の宝城院(訪問日:2024年3月16日)浦安三社の一つに数えられる清瀧神社の南方に位置する寺院です。正門の裏側右手に木造の堂宇が建てられています。そばには解説板が設けられていました。 解説板 千葉県指定有形文化財宝城院の庚申塔 …

甲子塔と馬頭観音塔(松本市神林・大黒天堂)

長野県松本市神林の大黒天堂(訪問日:2024年3月27日)松本市道6572号線から未舗装の道路を進んだ先に、住宅に併設された大黒天堂が建っています。中には大黒天の石仏が納められています。堂の上部に打ち出の小槌が施されていました。甲子塔(大黒天坐像塔)…

愛馬之碑(安曇野市穂高柏原・安曇野市消防団第12分団第2部詰所)

長野県安曇野市穂高柏原の安曇野市消防団第12分団第2部詰所(訪問日:2024年3月25日)詰所の敷地内に大きな石塊に載せられた自然石の石塔が建っています。碑面には「愛馬之碑」と刻まれています。安曇野の牧場の名残を今に伝える史跡です。愛馬之碑刻銘「昭…

馬頭観音塔と道標(川崎市多摩区枡形6丁目・路傍)

神奈川県川崎市多摩区枡形6丁目の路傍(訪問日:2022年4月4日) 専修大学のそば、通称「心臓破りの坂」に馬頭観音塔と道標が置かれています。前者から掲載します。馬頭観音塔(馬頭観世音菩薩塔)(角柱型) 刻銘「昭和二年二月建設(1927) / 吉沢耕石刻 / 稲…

庚申塔(世田谷区鎌田4丁目・吉祥院)

東京都世田谷区鎌田4丁目の吉祥院(訪問日:2022年4月30日)境内墓地の入り口に六地蔵と共に安置されています。青面金剛像庚申塔(三面三猿塔) 刻銘「元禄三庚午年十月三日(五日?)(1690) / 武刕多磨郡世田谷領内鎌田村 / 奉造立庚申供養二世安樂所」御尊容…