石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

分類不可の石造物

庚申塔と馬頭観音塔ほか(黒部市宇奈月町明日・千光寺)

富山県黒部市宇奈月町明日の千光寺(訪問日:2024年3月27日)当地の地名「明日(あけび)」を山号に冠する真言宗寺院です。石段の左右それぞれに石仏があります。まずは寺号標脇の庚申塔から。左後ろに設けられた解説板は本塔とは関係ありません。青面金剛像…

庚申塔2基と馬頭観音塔(北津軽郡鶴田町廻堰・八幡宮)

青森県北津軽郡鶴田町廻堰字亀甲の八幡宮(訪問日:2024年1月3日)一の鳥居「八幡神社」扁額一の鳥居をくぐってすぐのところに木鳥居を伴う石仏石塔をまとめた一画があります。向かって右から載せます。馬頭観音塔(馬頭観音坐像塔) 刻銘「昭和廿二年旧七月…

庚申塔2基と地神塔ほか(横浜市青葉区鴨志田町・甲神社)

神奈川県横浜市青葉区鴨志田町の甲神社(訪問日:2024年3月2日)鳥居「甲神社」扁額鳥居をくぐってすぐ右手に石仏石塔が散らかり気味に並んでいます。今回は民間信仰塔のみ載せます。地神塔(併用道標) 刻銘「文政十丁亥年十月吉日(1827) / 講中 / 地神塔」…

圯橋供養塔と二十三夜塔2基ほか(上野原市上野原・路傍)

山梨県上野原市上野原の路傍(訪問日:2023年11月3日)上野原中入口交差点から北東へやや進んだ歩道に石仏石塔が並んでいます。それなりに目立つので分かりやすいです。向かって左から紹介します。 石橋供養塔(圯橋供養塔)刻銘「文化萬年之十四年歳次丁丑…

庚申塔群と百万遍供養塔ほか(つがる市木造館岡)

青森県つがる市木造館岡字上稲元(訪問日:2023年9月15日)個人宅の前に庚申塔などの石塔群の並ぶスペースがあります。近傍より集められた後、塀に囲われ護られています。向かって右から掲載します。石祠。恐らく馬頭観音塔と思われます。百万遍供養塔(百万…

庚申塔と馬頭観音塔ほか(蕨市中央6丁目・路傍)

埼玉県蕨市中央6丁目の路傍(訪問日:2024年2月2日)中央六丁目バス停から南下し交差点を渡り、やや進むと右手の塀に石塔が納められています。向かって左のものから載せます。馬頭観音塔(馬頭観世音塔) 刻銘「大正三年九月廿二日(1914) / 大野惣松之立 / …

庚申塔と二十三夜塔ほか(つがる市下牛潟町・宗像神社)

青森県つがる市下牛潟町字鶴舞岬の宗像神社(訪問日:2023年9月15日)田光沼の近くに鎮座する神社です。そばには山田川が流れています。社殿の左側、松の木の根元に小ぶりな石塔が肩を寄せ合うようにして置かれています。向かって右のものから掲載します。文…

庚申塔群と日本諸国社号等標石群ほか(品川区西五反田3丁目・徳蔵寺)

東京都品川区西五反田3丁目の徳蔵寺(訪問日:2024年2月3日)山手線湘南新宿ラインの目黒駅から五反田駅の線路沿いに位置する寺院です。本堂にあたる建物は現代的な造りをしており、都市一体の雰囲気を醸し出しています。本堂の手前には半跏の地蔵菩薩像(左…

庚申塔3基(蕨市錦町3丁目・路傍)

埼玉県蕨市錦町3丁目の路傍(訪問日:2024年2月2日)天理教滝野川分教所の南の駐車場脇に石塔群が並びます。向かって左から載せます。文字庚申塔①刻銘「嘉永甲寅秋(年?)(1854) / 庚申塔」 三猿像庚申塔 刻銘「延寶五年十二月吉日(1677) / 奉彫建庚申支提 / …

庚申塔と巡拝塔ほか(北本市高尾4丁目・路傍)

埼玉県北本市高尾4丁目の路傍(訪問日:2023年12月27日)北袋神社そばのゴミ集積場に覆屋を伴う石仏群があります。向かって左から載せます。青面金剛像庚申塔(一面六臂) 「元文三戊午天十二月吉日(1738) / 奉造青面金剛一躯」御尊容二鶏像と邪鬼像と三猿像…

庚申塔と馬頭観音塔ほか(中野区鷺宮1丁目)

東京都中野区鷺宮1丁目(訪問日:2023年11月18日)住宅街に何らかの社が鎮座しています。扉は施錠されていたため、何を祀っているのかは不明です。その境内に石塔と石仏が安置され、そばには解説板も設けられています。 解説板 青面金剛庚申塔 この庚申塔は…

庚申塔と甲子塔ほか(五所川原市田町・白衣神社)

青森県五所川原市田町の白衣神社(訪問日:2024年1月4日)国道101号戦沿いに鎮座する神社です。「白衣神社」扁額社号標の背後に石塔群があります。向かって右から載せます。馬頭観音塔 刻銘「大正十三年五月十七日(1924) / 馬頭觀音」 不動明王塔(不動尊塔…

庚申塔と地蔵菩薩塔2基ほか(目黒区緑が丘1丁目)

東京都目黒区緑が丘1丁目(訪問日:2023年11月11日)新築マンションのそばに覆屋が設けられ、その中には石仏群が置かれています。掲載は向かって左から。地蔵菩薩塔(地蔵菩薩立像塔)。基壇には陰刻の卍。 青面金剛像庚申塔(一面六臂) 刻銘「元禄九丙子年…

庚申塔2基と廻国供養塔ほか(墨田区押上2丁目の正円寺(正圓寺))

東京都墨田区押上2丁目の正円寺(正圓寺)(訪問日:2024年1月10日)高木神社の裏手にある寺院です。業者が境内の木々の剪定中でした。無縁仏の前に石仏群があります。向かって右の石塔から載せます。 六十六部廻国供養塔 刻銘「文化十四丁丑歳十一月日(1817…

庚申塔と十九夜塔(柏市高柳・路傍)

千葉県柏市高柳の路傍(訪問日:2023年12月23日)沼南高柳高校入口交差点の脇、若干の雑木林になっているところに石仏群が安置されています。向かって右から。青面金剛像庚申塔(一面六臂) 刻銘「享保十四年酉十月十九日(1729)」御尊容邪鬼像と二鶏像と三猿…

庚申塔2基と地蔵菩薩塔(杉並区永福1丁目の永福寺墓地)

東京都杉並区永福1丁目の永福寺墓地(訪問日:2023年11月18日)永福寺の西方、永福稲荷神社の裏手の墓地入り口に覆屋を伴って計3基の石仏が安置されています。その前には解説付きの標柱もあります。 解説板 昭和五十九年三月三十一日指定 杉並区指定有形文化…

庚申塔群と馬頭観音塔群ほか(杉並区今川2丁目・観泉寺)

東京都杉並区今川2丁目の観泉寺(訪問日:2023年11月18日)観泉寺の山門前、境内地に多数の石仏石塔の並んだ空間があります。庚申塔やら馬頭観音やら、街の発展に伴い移設を余儀なくされた石仏群が安置されています。そのほとんどは立派な覆屋で守られていま…

庚申塔と地神塔ほか(横浜市西区西戸部町3丁目・願成寺)

神奈川県横浜市西区西戸部町3丁目の願成寺(訪問日:2023年12月10日)願成寺坂の名の由来となっている寺院です。願成寺地蔵尊地蔵尊堂の脇に石塔や石仏の並ぶ空間があります。向かって右から紹介します。大震災・風水害殃死者供養塔 刻銘「昭和十一年十月建…

庚申塔と馬頭観音塔ほか(大田区南馬込5丁目・長遠寺)

東京都大田区南馬込5丁目の長遠寺(訪問日:2023年11月11日)寺号標のそばに石仏群の納められた立派な覆屋があります。向かって右から紹介します(左端のは飛ばします)。馬頭観音塔(馬頭観音坐像塔)刻銘「寛政元酉年□〜□(1789) / 深見氏」青面金剛像庚申…

庚申塔3基と地蔵菩薩塔(世田谷区南烏山4丁目・下山地蔵尊)

東京都世田谷区南烏山4丁目の下山地蔵尊(訪問日:2023年11月18日)旧甲州街道沿い、チトセホテル前の交差点脇に下山地蔵尊が見え、そこに石仏群が安置されています。向かって右から。青面金剛像庚申塔(一面六臂)① 刻銘「元禄十三年庚辰霜月朔日(1700) / …

庚申塔と名号塔ほか(杉並区方南2丁目・東運寺)

東京都杉並区方南2丁目の東運寺(訪問日:2023年11月18日)神田川の近くにある寺院です。整然とした境内が広がります。竹林のそば、大木の根元に石仏群があります。向かって右から紹介します。青面金剛像庚申塔 刻銘「于時寛文八戊申年拾月吉日敬白(1668) / …

庚申塔と念仏供養塔ほか(大田区南馬込5丁目・湯殿神社)

東京都大田区南馬込5丁目の湯殿神社(訪問日:2023年11月11日)江戸期には羽黒権現と呼ばれていたそうです。現社号からも出羽三山信仰の存在が窺える神社です。「湯殿神社」扁額一の鳥居の手前、右側に木々の茂るスペースがあり、そこに覆屋を伴って4基の石…

巳待塔と石祠(行田市桜町1丁目・厳島弁財天(厳島神社))

埼玉県行田市桜町1丁目の厳島弁財天(厳島神社)(訪問日:2023年12月27日)新忍川に架かる小沼橋を東方へ渡ると左手に神社が見えます。その背後には秩父鉄道の線路が敷かれています。社殿「嚴島辨戝天」扁額。昭和拾七年旧八月十五日(1942)、田島武之助氏奉…

庚申塔群と馬頭観音塔ほか(世田谷区船橋1丁目・船橋観音堂)

東京都世田谷区船橋1丁目の船橋観音堂(訪問日:2023年11月18日)閑静な住宅街に所在するお堂です。観音堂境内墓地に石仏群があります。庚申塔も多く安置されています。正面向かって左からの紹介ですが、写真の左から2番目は墓塔のため飛ばします。三猿像庚…

庚申塔2基と百番供養塔2基ほか(杉並区天沼1丁目・路傍)

東京都杉並区天沼1丁目の路傍(訪問日:2023年11月18日)五叉路に面したところに石仏や石塔が並んでいます。解説板も設けられています。 解説板 民間信仰石造物 ここに建立されている石塔は、宝永元(一七〇四)年銘・元文五(一七四〇)年銘の庚申塔、享保…

馬頭観音塔群と庚申塔ほか(横手市十文字町仁井田・山神社)

秋田県横手市十文字町仁井田字大道西の山神社(訪問日:2023年3月24日)子安街道から道を一本だけそれた場所に鎮座しています。決して広くない境内ですが、所狭しと石造物が並んでいます。まずは社殿左側の石仏群。向かって左から紹介します。青面金剛像庚申…

庚申塔と馬頭観音塔2基ほか(目黒区平町2丁目)

東京都目黒区平町2丁目(訪問日:2023年11月11日)共同墓地脇の敷地に石仏群が置かれています。その内、覆屋に守られているのは庚申塔です。庚申塔(帝釈天王塔) 刻銘「延寶六戊午天十一月廿三日(1678) / 帝釋天王 / 細井忠右衛門(以下人名略)」 敷地の隅に…

猫碑と鬼コほか(弘前市楢木・石上神社)

青森県弘前市楢木字牧野の石上神社(訪問日:2023年9月19日)雨の降りしきる中での参拝でした。「石上神社」扁額社殿の左手に石塔群があります。向かって右から紹介します。文字庚申塔①刻銘「文政五壬午年八月十九日(1822) / 楢木村講中 / 庚申塔」 文字庚申…

庚申塔2基(弘前市小沢・地蔵堂脇)

青森県弘前市小沢字広野の地蔵堂(訪問日:2023年9月4日)広野集落の北口、県道126号線沿いに地蔵堂が建ち、そのそばに注連縄の回されている庚申塔が2基置かれています。正面向かって左から紹介します。 文字庚申塔① 刻銘「昭和十八年旧九月廿九日(1943) / …

庚申塔2基と二十三夜塔(弘前市館後)

青森県弘前市館後字館後(訪問日:2023年9月5日)塀の内側に神社があります。津軽地方で普遍的に見られる習俗、庚申ツカ(ツカ上げ)が目印になっています。階段を降りると鳥居と社が見えます。なんの神様を祀っているのかは確認できませんでした。敷地内に…