石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

庚申塔と双体道祖神塔ほか(茅野市金沢・路傍)

長野県茅野市金沢の路傍(訪問日:2024年4月8日)f:id:nagatorowo2:20240429102545j:image甲州街道沿い、大沢集落の入り口にあたる場所に石仏石神が寄せ集められています。そばには解説板が設けられていました。
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解説板 大沢の入口
この地は現在上々町地籍になりますが、昔は甲州街道からの大沢区の入口でした。ここにある庚申塔は、寛政十二年(千八百年)に建てられたものです。この地にあった道祖神が、大沢川の近くの道祖神場に移されたとの言い伝えがあります。この場所は、今も大沢区民により守られています。
令和五年三月吉日
「大沢の宝」つなげ隊

訪問日の約1年前に設置されためちゃくちゃ新しい解説板です。
f:id:nagatorowo2:20240429102512j:imageまずは庚申塔から掲載します。
f:id:nagatorowo2:20240429102519j:image文字庚申塔

刻銘「寛政十二年□〜□(1800) / 施主 / 庚申塔


f:id:nagatorowo2:20240429102529j:image続いて道祖神場の石仏群です。向かって右から。
f:id:nagatorowo2:20240429102515j:image巡拝塔(百番供養塔)


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刻銘「于時寛政七乙卯歳十一月吉日(1795) / 大澤村名取喜右衛門 / 奉納百番四國供養」


f:id:nagatorowo2:20240429102532j:image双体道祖神
f:id:nagatorowo2:20240429102525j:image刻銘「昭和四十一年一月(1966) / 寄進 山田とせ 小川平三」f:id:nagatorowo2:20240429102535j:image御尊容(男女神像、握手型)

f:id:nagatorowo2:20240429102522j:image馬頭観音塔もあります。簡易的な像容である一面二臂像てす。f:id:nagatorowo2:20240429102538j:imageこちらも上部が欠失していますが馬頭観音でしょう。

所在地