山王信仰塔
神奈川県鎌倉市大町1丁目11-20の大町八雲神社(訪問日:令和4年9月14日) 鳥居をくぐってすぐ参道左手を見遣ると3基の庚申塔が並んでいます。そのうち左端に置かれた来迎印を結ぶ阿弥陀如来立像を正面に彫った唐破風笠を載せる角柱型の石仏は鎌倉市の有形民…
東京都文京区本郷5丁目27-11の法真寺(訪問日:令和6年5月6日) 境内入り口脇に慈愛の泉という湧水場があり、そこに法真寺会館を背にしていくつかの石造物が安置されています。 石造物の中には文京区教育委員会教育推進部庶務課が編纂した『文京区の石造文化…
東京都狛江市元和泉1丁目6-1の泉龍寺(訪問日:令和7年2月23日) 山門をくぐり左手を見遣ると鐘楼の脇に石仏石塔がずらりと並んでいるのが分かります。この中には都内でも極めて珍しい石造物がいくつかありますので、ピックアップして掲載します。 一猿像庚…
神奈川県藤沢市遠藤2539の御嶽大神(訪問日:令和5年12月2日) 境内の隅、大庭獺郷線を背にして多数の石仏石塔が置かれています。そのうちの4基が庚申塔で、いずれも刻像塔です。 中央と左奥の庚申塔はそれぞれ県と市の有形民俗文化財に指定されています。 …
埼玉県草加市稲荷4丁目3-23の慈尊院(訪問日:令和7年3月9日) 記念すべき「埼玉県の庚申塔」カテゴリー100記事目です。 本堂手前の茂みに3基の板碑型庚申塔が並んでいます。いずれも山王信仰の名残りが認められる江戸初期の庚申塔で、草加市の有形文化財に…
東京都北区田端3丁目の大久寺(訪問日:令和7年3月7日) 本堂の左手、墓地へと続く道沿いに石仏がたくさん置かれています。当寺は法華宗なので髭題目を刻んだものが多いですが、以下に掲げる庚申塔はその影響下にあったわけではないようです。文字庚申塔① 刻…
東京都世田谷区砧8丁目の路傍(訪問日:令和7年1月15日) くろがねやDCM成城店(2024年5月12日閉店)近くの桜並木を北に進んだ場所に小祠が建っており、中に1基の石塔を祀っています。山王大権現塔 刻銘「元禄十五壬午閏八月二日(1702) / 南無妙法蓮華経南無…
新潟県岩船郡関川村下関の大蔵神社(訪問日:令和6年9月28日) JR越後下関駅から北方に200メートル強ほど進んだ場所に鎮座する神社です。「正一位大蔵神社」扁額由来書社殿社殿の右手前に石塔群があります。向かって右から掲載します。太平山供養塔 刻銘「(…
神奈川県海老名市大谷南3丁目の山王社(訪問日:令和6年2月9日) 堂の内と外にそれぞれ石仏石塔があります。 まずは堂の外のものから(と言っても1基のみ)。地神塔(堅牢地神塔)刻銘「慶応三丁卯年八月吉日(1867) / 講中 / 堅牢地神」 角柱型 続いては堂内…
神奈川県海老名市大谷南2丁目の小堂(訪問日:令和6年2月9日) 海老名市立大谷中学校の北東、坂道のカーブ地点に堂宇が建っています。中には石仏が1基納められています。堂内の張り紙には「庚申様お社を左記講中会の寄付金により新設をする。」とあります。…
埼玉県加須市旗井2丁目の堀南三区集会所(訪問日:2023年8月3日) 集会所の隅に石仏塔群が並べられています。山王石祠。二猿像が配されています。正面向かって右側の猿は錫杖を持っており、左側の猿は何かを抱き抱えています。 石祠は赤に彩色されており、庚…