東京都調布市富士見町1丁目の三叉路(訪問日:2023年10月14日)
植え込みに覆われかけていました。
駒形大明神・馬頭観世音併刻塔
刻銘「嘉永五壬子十月再建(1852) / 保食神止申天牛馬及五穀衣食主賜布尊神奈里(うけもちのかみともうしてぎゅうばおよびごこくいしょくすたまふそんしんなり) / 駒形大明神 馬頭観世音」一部宣命体で刻まれています。
「右ハじんだいじ道 / やぎさわ道」「左ハ おふさわ道 / ところさハ道」
駒形大明神とは、主に東北地方を中心に分布を見せる神様です。馬の守護神として信仰を集めました。
本塔は『馬と石造馬頭観音』という資料に記載があります。まだ存在していることをGoogleマップのストリートビューで知り、興味が湧いたので訪れました。
併用道標(道標としての機能を併せ持つ石造信仰物)である理由は、所在地を上から見ると分かります。
所在地