神奈川県藤沢市柄沢の柄沢神社（訪問日：2023年8月23日）
鳥居の左右脇に石仏石塔が並んでいます。土地開発により近傍から集められたものでしょうか。
鳥居の正面向かって左側の左端から紹介します。
青面金剛塔（篆書体）
刻銘「明治三十五年四月吉日建之(1902) / 當所 / 沙門憲典謹書」
帝釋天王塔（庚申塔）
刻銘「萬延元庚申九月日(1860) / 講中 / 開眼導師 感應院覺慧」
刻銘「元禄十二己夘天十一月廿六日(1699) / 庚申講中柄沢村 / 奉造立帝釈天王」
青面金剛像庚申塔 その2
刻銘「維時文政二己卯春正月建之焉(1819) / 柄沢村講中」
刻銘「紀年銘不詳 / 講中」
続いて右側の石仏群です。
宇賀弁才天坐像塔
刻銘「銘不詳」
二刻銘「銘不詳」
奉納大山不動尊塔
刻銘「天明三癸夘年六月吉日(1783) / 建立施主 入江(?)四良右衛門」
大黒天像付題目甲子塔
刻銘「嘉永三歳次庚戌九月良辰(1850) / 甲子連中 / 天下泰平國土安穏 / 五穀豊饒萬民快樂 / 南無妙法蓮華経 / 南無大古久福壽天神 / 受持法華名者福不可量」
御尊容
刻銘「延宝八庚申年六月三日(1680) / 相州柄沢村庚申講中 / 諸天亘(?)夜常爲法□両衛護之 / 奉待釋提桓因天王」
地神立像塔
刻銘「維文政十三歳次庚寅八月上旬樹焉(1830) / 柄沢村講中 / 開眼導師感應院勝英」
御尊容
柄沢神社の所在地
