東京都豊島区高田2丁目の目白不動尊慈眼寺（訪問日：2023年12月26日）
山門
山門をくぐってすぐ右手、墓地へ続く石段の左右に石仏群が置かれています。手前のものから順に掲載します。
三猿像庚申塔①
刻銘「延宝五丁巳歳八月十六日(1677) / 庚申塔信心衆」
三猿像
三猿像庚申塔②
刻銘「元禄壬申年十一月初七日(1692) / 講中敬白 / 奉待念庚申一座」
三猿像
刻銘「于時寛文四甲年五月廿四日(1664) / 奉待念庚申講一座二世安樂所」
御尊容
三猿像。腰掛けた姿で表されています。
三猿像庚申塔③
刻銘「延寶四丙辰天四月八日(1676) / 奉建立庚申塔婆二世安樂攸 / 施主敬白 / 堅固完封性 金成金封躰 / 速轉自身分 便目金封身 / 種子〈アーンク〉」
六十六部廻国供養塔（六字名号塔）
刻銘「寶永六己丑暦五月二十八日(1709) / 武州豊嶋郡目白下関口 願主清譽直欣立 / 天下和順 日月清明 / 奉回國六十六部供羪爲法界利益 / 南無阿弥陀佛」
三猿像庚申塔④
刻銘「万治二己亥年霜月吉日(1659) / 奉信敬庚申禮三年講結衆諸願成就欽言 / 阿弥陀三尊種子〈キリーク・サ・サク〉」
三猿像
本堂の右手前に圭水子地蔵尊、宝篋印塔、倶利伽羅不動庚申が並びます。
倶利伽羅不動庚申には背後に簡易的な解説板が設けられており、「倶利伽羅不動庚申 人間を罪過から守る青面金剛の化身、三猿は天の神に人間の犯す罪を伝えない様子をあらわしている。」と記してあります。
倶利伽羅不動明王像庚申塔
刻銘「寛文六丙午年二月九日辰(1666) / 向用願主久松某敬白 / 種子〈カーン?〉」
御尊容。倶利伽羅剣像。
三猿像
慈眼寺の所在地
