石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

青面金剛像庚申塔2基と庚申供養塔(伊勢市馬瀬町)

三重県伊勢市馬瀬町の路傍(探訪日:2023年5月6日)f:id:nagatorowo2:20230730183652j:image県道748号線を北上し大湊町へ向かう途中、たまたま石仏の祀られた堂宇を見つけました。
f:id:nagatorowo2:20230730183616j:image脇には解説板が設けられています。

解説板 庚申さん
昔は干支・庚申(かのえさる)の夜、村人は庚申堂に集まり、身を慎み、夜を明かしたそうです。その神仏を祀る風習の本尊として青面金剛(しょうめんこんごう)が安置されました。
三面六臂で高さ約60cmの舟形光背の石像(大正4年銘)とあり、脇には破損した古い像も置かれています。
神社地区まちづくり協議会


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f:id:nagatorowo2:20230730183626j:image「庚申」文字が浮き彫りされたお香立て
f:id:nagatorowo2:20230730183641j:image青面金剛庚申塔 その1
f:id:nagatorowo2:20230730183645j:image刻銘「大正四年一月(1915)」
f:id:nagatorowo2:20230730183634j:image伊勢市ではスタンダードな三面六臂青面金剛


f:id:nagatorowo2:20230730183648j:image青面金剛庚申塔 その2

刻銘「銘不詳」

こちらも三面六臂。残念ながら塔身の下半分ほどは欠失しています。

 

f:id:nagatorowo2:20230730183622j:image庚申供養塔

刻銘「紀年銘不詳 / 〈円相〉」

 

f:id:nagatorowo2:20230730183619j:image堂内にあった無銘の石塔。庚申塔と思われます。

堂宇の所在地