神奈川県足柄下郡湯河原町福浦の子之神社(訪問日:2023年10月28日)福浦漁港のほど近く、醍醐院のとなりに鎮座しています。
石段を上ると右手に解説板の設けられているのが見えます。
これがその美女石と思われます。一応、由来に従えば分類としては女陰石になるのでしょうか。
社殿へ踵を返します。社殿は茅葺きです。
手水舎の背後に伊豆型道祖神塔や石祠、石塔のまとめ置かれたエリアがあります。
石塔は庚申塔でした。向かって右から紹介します。
文字庚申塔①
刻銘「文化八辛未閏二月(1811) / 講中建焉 / 庚申塔」
文字庚申塔②
刻銘「萬延元年五月廿七日(1860) / 講中 / 庚申塔」
文字庚申塔③
刻銘「享保十四己酉五月吉日(1729) / 福浦邑講中 / 庚申供養塔」
文字庚申塔(石造除魔庚申塚)④
刻銘「大正九年庚申歳(建共)(1920) / 爲願望成就 故 髙橋正吉 子 笠原律子 子 前田サト / 昭和五十五年庚申歳十月吉祥日建之(1980) / 爲諸願成満念 施主 髙橋義雄 / 菅井三男石材刻之 / 除魔庚申塚」
子之神社の所在地