秋田県湯沢市岩崎字千年の八幡神社(探訪日:2023年3月25日)
境内に比較的大きめの石塔が並ぶエリアがあります。向かって左から紹介します。
齋藤彦右衛門之碑。東嶺書。
山神社塔刻銘「組合長 斉藤清治 / 福組合長 金沢金一郎 / 理事 斉藤富治 / 同 江川政太郎 / 創立六十週年 / 昭和三十二年四月十二日建立(1957) / 理事 石工 石川甚助 / 石工 千葉力 / 山神社」
連名から察するに、山林業に携わる人々による造立と思われます。
忠魂碑。戊辰戦争時に亡くなられた人の記念碑です。
刻銘「明治十九年七月十九日(1886) / 講中安全 / 豊受姫大神」
文字庚申塔
刻銘「自文化三寅年至於天保二(以下剥落)(1806〜1831) / 福王寺 / 天下泰平國家安全 / 庚申塔」
田神塔
刻銘「天明七龍次丁未六月吉日□元(?)立(1787) / 岩崎村 二井田村 敬白 / 肝煎 甚右衛門 / 長百姓 二井田村 長石(面?向?)村 / 田神塔」
巡拝塔(大國主大神・天照皇大御神・古峯原神社併刻塔、巡拝供養塔)。昭和三年銘(1928)。伊勢神宮をはじめ諸国の神社仏閣を巡拝した記念として建てられたそうです。
ほか同じく境内にあった石碑群。顕彰碑が主でした。
八幡神社の所在地