東京都足立区千住1丁目の千龍山慈眼寺(探訪日:2023年8月16日)
慈眼寺の山門
山号扁額
山門前の山門修復記念碑(山門脩復記念碑)
山門をくぐったすぐ右手に「日限地蔵尊」と刻まれた石塔があります。
刻銘「明治六年十月廿八日遷化(1873) / 日限地藏尊 / 和刕豊山能満院 / 比丘海如和尚」
日限地蔵とは「ひぎりじぞう」と読み、決まった日までに祈願を行うと願いが叶うとされるお地蔵さんです。
「遷化」とあることから、長谷寺能満院の海如上人の菩提を弔ったものと思います。
地蔵尊の向かいに石仏石塔が安置されています。
右端の地蔵菩薩像塔2基が庚申塔です。正面向かって右から紹介します。
刻銘「于時万治三年庚子十月十五日(1660) / 奉納庚申待供養 / 引當慈眼寺」
御尊容
台石の三猿像と蓮華葉像
刻銘「寛文七天未九月十八日(1667) / 庚申待供養 / 阿弥陀三尊種子〈キリーク・サ・サク〉」
御尊容
慈眼寺の所在地