石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

馬乗り馬頭観音(木更津市大寺・路傍)

千葉県木更津市大寺の路傍(探訪日:2023年2月14日)

前々から興味のあった馬乗り馬頭観音を見に行きました。

f:id:nagatorowo2:20230625173150j:image刻銘「寛政八丙辰三月吉日(1796) / 他力□々村々 / □□望陀村・願主若者中 / 村中佐助・世話人長右ェ門・石工新平」

そばに解説板がありました。
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解説板 馬頭観音

 馬の供養塔である。寬政八年(一七九六)に望陀村の若者たちが造立しており、馬への愛情がうかがえる。
 明治十九年、中郷地区の五三二戸で
牛はゼロ、馬は一八三頭も飼育されていた。馬は農作業や荷物運搬に働いた。
 また、軍馬としても活躍した。この馬乗り馬頭観青は、房総地方でも一、二を競う大きさである。
中郷文化財保存会

 

f:id:nagatorowo2:20230625173154j:image三面八臂

f:id:nagatorowo2:20230625173157j:image馬乗り馬頭観音に刻まれる典型的な馬像
f:id:nagatorowo2:20230625173201j:image実に見事な馬乗り馬頭観音でした。

馬乗り馬頭観音を3D化した動画

所在地