秋田県湯沢市三梨町字御嶽堂の路傍の小堂(探訪日:2023年3月26日)
事前情報ではこの道の先の三梨神社にあると聞いていたので、見つけたときは驚きました。
堂内には庚申塔由来書が掲げられています。
出羽三山塔
刻銘「明治二年巳八月吉日(1869) / 種子〈アーンク〉」
「鳥海山」
湯沢市周辺では鳥海山を主銘とする石塔もしばしば見られます。
無銘の石塔。恐らく庚申塔の類でしょう。
文字庚申塔
刻銘「文化四丁卯九月建(1807)」
台石に刻まれた二鶏と三猿。鶏は大きさがそれぞれ異なります。雌雄あるいは親子を意識したのかもしれません。
以下おまけ
国道398号おにぎり
湯沢市三梨町菻田(がつぎた)。「菻」は方言漢字で、用例の少ない希少漢字でもあります。
羽後交通・三梨菻田バス停。バス停名にも採用されています。
付近のキリスト看板「神を畏敬え」
「キリストは再び来る」
石塔群の所在地