東京都江戸川区小松川3丁目の小松川神社(訪問日:2024年1月10日)旧千葉街道沿いに鎮座する神社です。社殿社殿の背後に石仏群があります。そのほとんどが墓塔ですが、中には民間信仰塔も含まれています。そばには解説板も設けられていました。
中央の黄色い前掛けを着せられている石仏が今回紹介する庚申塔です。向かって右から載せます。
青面金剛像庚申塔(一面六臂)①
刻銘「延享元甲子九月日(1744) / 施主當町中爲御供料錢五貫文永代附置之也 / 庚申供養施主八丁町中 和泉某 稲荷山西光寺 / 種子〈ウーン〉」御尊容四夜叉像、邪鬼像、三猿像、二鶏像
四夜叉を配する庚申塔は都内では貴重です。私自身、夜叉を備えた塔を写真に収めるのはこれで2基目です。
青面金剛像庚申塔(一面六臂)②
刻銘「宝永四丁亥年正月吉日(1707) / 江戸通油町 朝田庄次郎 / 庚申供養」御尊容邪鬼像と三猿像
小松川神社の所在地