埼玉県行田市忍2丁目の清善寺(訪問日:2023年12月27日)みずしろ通り沿い、行田市の市街地に位置する寺院です。山門をくぐった先の参道脇に石仏のまとめられたエリアがあります。まずは左側の庚申塔からです。
青面金剛像庚申塔①
刻銘「正徳五乙未天三月吉日(1715) / 願主 行田町」御尊容(立像、一面六臂、合掌型)二鶏像と三猿像持物の蛇以外にも、青面金剛の頭上に蛇が1匹飛んでいます。こんな庚申塔は初めて見ました。
刻銘「延宝八庚申天六月三日(1680) / 武州埼玉郡忍行田町 / 施主 行田町」御尊容(立像、一面六臂、合掌型)二鶏像と三猿像
文字庚申塔
刻銘「元禄四辛未天九月吉日(1691) / 同行七人 / 奉造立支提妙塔」三猿像
続いて右側の堂内の石仏。二十二夜塔
刻銘「維時明和五戊子歳仲春彼岸日(1768) / 二十二夜講中 / 平田山清善禅寺現住即翁心衲代 / 善男善女等 / 願以此功徳普及於一切我等與衆生皆共成佛道」※衲は正確には⿰礻内。御尊容
上掲の石仏群のそばには大木があり、その根元にも庚申塔が置かれています。木の成長とともに段々と飲み込まれていってる感じです。
青面金剛像庚申塔(立像、一面六臂、宝剣・ショケラ型)③
刻銘「銘不詳(未確認)」
清善寺の所在地