石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

庚申塔2基(厚木市山際・神社)

神奈川県厚木市山際の神社(訪問日:2024年2月9日)f:id:nagatorowo2:20240214003632j:image特別養護老人ホーム甘露苑のそばに神社が鎮座しています。その前には簡易的な解説板が設けられています。
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解説板 庚申塔
六十日ごとに巡ってくる庚申の日に徹夜して眠らず身を慎めば延命長寿になるという民間信仰がありました。
六十年ごと巡る庚申年には塔を建てる風習もあった。この塔は明治五壬申年八月山ノ根講中により建立されたもので三猿が浮彫され台石は三段積で塔身も大きく芸術的作風と評価されている。


f:id:nagatorowo2:20240214003636j:image社殿の左右それぞれに石塔が置かれています。左のものから載せます。
f:id:nagatorowo2:20240214003647j:image文字庚申塔


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刻銘「明治五壬申年秋八月之末(1872) / 毫耕雲書 / 山ノ根講中庚申塔f:id:nagatorowo2:20240214003643j:image三猿像。袴を着て踊っています。


f:id:nagatorowo2:20240214003639j:image文字庚申塔②(併用道標)

刻銘「紀年銘不詳 / 山際村 / 庚申塔」「大山 王子 道 / 南 よつや □(道?)」

神社の所在地