東京都大田区大森北3丁目の密厳院(訪問日:2023年11月11日)酉の市の喧騒から離れた場所に位置する真言宗寺院です。
山号「八幡山」扁額
山門の前には2種の解説板が設けられています。
※「当時」は「当地」の誤植と思われます。
山門をくぐったすぐ左手に無縁仏があります。
その横には「無限寿楽塚」と刻んだ石塔が建っています。老人クラブの方々による造立のようです。
境内を見回すと「南無地蔵菩薩」の幟が立っており、そこには立派な覆屋を伴って3基の石仏が並んでいます。向かって左から紹介します。
阿弥陀如来像庚申塔(坐像)
刻銘「寛文二壬寅霜月大吉日(1662) / 奉修庚待供養所」御尊容
お七地蔵(地蔵菩薩塔、丸彫地蔵菩薩立像塔)
刻銘「貞享二年四月二十四日(1685)」御尊容
墓塔。宝永六年銘(1709)。
密厳院の所在地