東京都千代田区永田町1丁目の国立国会図書館(訪問日:2024年8月5日)自分の研究分野にまつわる資料を読むため、久方ぶりに国会図書館を訪問しました。
世間は夏休み。館内には今までに見たことのないほど人がたくさんいて、特に受取・返却カウンター前の椅子には老若男女が犇めいていました。
平時であれば館内のフリーWi-Fiは充分スマホを操作できるぐらいスイスイな電波ですが、多くの人が接続しているために画面が微動だにしなかったので、やむなくWi-Fiを切って作業しました。
以前はデジタル化作業中のため閲覧の叶わなかった資料が館内限定ながらも端末上で見られるようになり、停滞していた調べ物が大変捗りました。
入館して4時間ほど経ち、時間は14時。そろそろ昼餉を喫さねば死ぬと感じるぐらいお腹が空き、本館6階の食堂へ。
食堂は今回が初めての利用でした。
食堂入り口のメニュー表。まだこれから長丁場の作業が残ってることを念頭に、なるべく高カロリーで且つ安価に食べられるものはないか探すと、右下の「国会図書館カレー」が目に飛び込んできました。
他のメニューはデミグラスハンバーグだとか味噌コーンラーメンだとかの至って普通の名前なのに対し、国会図書館を冠するカレーってどんなのだろう?という好奇心に駆られ、これを注文することに決めました。
あと500円というワンコイン価格なのも決め手の一つでした。
券売機で食券を購い、厨房のカウンターに提出して30秒ぐらい待つと異様なカレーライスが運ばれてきました。
それがこちら。国会図書館カレー。丸々1個のじゃがいもを半分に切り、その上にルーをぶっかけている、一般のそれとは一線を画す実に面白いカレーライスです。
大盛りでの注文じゃないにも関わらず、量は結構あります。
ルーにはくたくたになるまで煮込まれたニンジンや玉ねぎが入っています。お肉(たぶん牛肉)は申し訳程度しか入っていません。
味はとても美味しいです。旅先の小さな食堂で出されるカレーに似た感じでしょうか。
じゃがいもは最後の一口までホクホクでした。
量が多いと先述しましたが、案外ペロリといけちゃいました。普通に美味しかったですし、ケチらずに大盛りかカツカレーにしとけばよかったなと今になって思います。
また近いうちにここに足を運ぶでしょうし、その時はカツカレーを頼んでみます。