石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

千葉県の庚申塔 #38(習志野市実籾3丁目・路傍)

千葉県習志野市実籾3丁目の路傍(訪問日:2024年6月22日)f:id:nagatorowo2:20240721195049j:image千葉市花見川区と接する路傍、長作交差点から北方へやや進んだ左手に石塔群があります。個人宅の塀に囲まれる形での安置されています。向かって右から掲載します。
f:id:nagatorowo2:20240721195053j:image十六夜

f:id:nagatorowo2:20240721195046j:image刻銘「弘化三年(1846) / 實□若者中 / 二十六夜塔」

駒型、彫像(日天月天、瑞雲)

f:id:nagatorowo2:20240721195035j:image青面金剛庚申塔


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刻銘「寶暦三癸酉天十一月吉祥日(1753) / 實籾村講中 / 奉造立青面金剛爲二世安樂」

「北 さくらみち / 南 海辺道」

御尊容(立像、一面六臂、合唱型、笠付角柱型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、三叉戟、矢、宝輪、弓、二鶏、一邪鬼、三猿)


f:id:nagatorowo2:20240721195057j:image二十三夜塔(廿三夜塔)


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刻銘「九月吉日 / 廿三夜塔」

駒型、彫像(日天月天、瑞雲)

年と月日を分けて刻んでいることから、もしかすると二十六夜塔と対応していて、こちらも弘化三年の造立かもしれません。

所在地