徳島県美馬郡つるぎ町半田字中藪の中薮庵(訪問日:2024年8月11日)県道126号線沿いに写真のような看板が建っており、そばに小径があります。道なりに歩いて行くとお堂があり、その手前に石仏石塔の並ぶエリアがあります。ここには庚申塔が2基置かれています。
青面金剛像庚申塔
刻銘「元禄十四辛巳年十二月八日(1701)」御尊容(立像、一面四臂、宝剣・ショケラ型、笠付角柱型(唐破風))、その他像容・彫像(日天月天、円形光背、火焔光、宝輪、戟)三猿像と二鶏像
文字庚申塔
刻銘「延寶二年甲八月廿九日(1674) / 奉造立庚申待供養二世安樂所(?) / 種子〈ウーン〉」
笠付角柱型(唐破風)
そばには町指定の天然記念物が自生しています。
中薮庵。端山四国霊場の第四十二番礼所です。堂に掲げられた案内は「中䉤庵」という表記を採用しています。薮籔䉤の三種類の漢字を一度に収めることができて嬉しかったです。
あと「霊」の字が略字なのも嬉しいポイントです。
中薮庵の所在地