香川県東かがわ市入野山の路傍(訪問日:2024年8月14日)
国道377号線から白鳥温泉方面への道にそれ、しばらく行ったところにある初めての三叉路に、2基の道標が置かれています。背後には池(沼?)があります。向かって左側のものは中務茂兵衛氏が造立に携わった道標でもあります。
道標①
刻銘「明治三十四年十二月吉辰(1901) / 壱百八十六度目為供養施主中務茂兵衛義教 / 毎日午前十一時汽舩出帆あり」
「右 白鳥道 / 金泉寺 / 汽舩取扱所大阪兵庫神戸阿波むや淡路三本松港」
山状角柱型
正面には弘法大師の坐像が浅い石龕に表され、道標銘に対応するように右手と左手の人差し指で方角を示しています。
道標②
刻銘「(紀年銘不詳)」
「右 白とり道」
自然石型
こちらは線彫りで左手が表されています。
①のそばには木製の道標があり、「与田寺経由金泉寺へんろ道」「白鳥神社金泉寺直行」と赤文字で記されています。
▼この記事を作成するに当たって参考にしたサイト(閲覧日:2024年8月21日)
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