長野県諏訪郡原村菖蒲沢の路傍(訪問日:2024年4月8日)菖蒲沢集落から大字柏木へ向かう途中に樹勢盛んな松の木が生えています。そばには石柱と解説板が設けられており、それらによるとこの木が村の天然記念物であることが分かります。
松の根元には1基の庚申塔が置かれています。こちらは道標を兼ねます。
文字庚申塔(併用道標)
刻銘「(紀年銘不詳) / 庚申」
「右ハ善光寺道 / 左上諏方道」
自然石型
先ほどの解説板の脇にも石塔があります。巡拝塔(百番供養塔)。延享五年銘(1748)。
伊勢講供養塔(伊勢講碑)。刻字が浅いため確かではありませんが、明和元年銘(1764)と思われます。
所在地