石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

東京都23区の庚申塔 #161(大田区東嶺町・白山神社)

東京都大田区東嶺町の白山神社(訪問日:2024年10月31日)f:id:nagatorowo2:20241101114740j:image鳥居をくぐって境内の北側に回ると、交通安全無事かえる像の背後に小堂が建っていて、その中に庚申塔が大切に祀られています。f:id:nagatorowo2:20241101114749j:image嶺東向庚申様と称されているようです。
反対側には由来碑もありました。f:id:nagatorowo2:20241101114743j:image

由来碑 庚申塔の由来
庚申信仰は、江戸時代に民間信仰として栄え、
庚申供養塔は、その象徴として村の厄災を防ぐため建てられたという。
当地(旧嶺村 末廣 相生)の住民が庚申塔を建立した。地域の人々のくらしの無事を祈る風習が現在も続いている。

平成二十六年五月吉日


f:id:nagatorowo2:20241101114746j:image青面金剛庚申塔
f:id:nagatorowo2:20241101114753j:image刻銘「于時正徳三年癸巳霜月吉日(1713) / 武刕峯村之□〜□」

御尊容(立像、一面六臂、合掌型、舟形光背型(駒型との折衷))、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、戟、矢、独鈷杵、弓、二鶏、一邪鬼、三猿)

白山神社の所在地