東京都北区岩淵町の路傍(訪問日:2024年2月2日)
志茂旧道沿い、正光寺赤羽浄苑から北方にやや進むと丁字路脇に3基の石塔が身を寄せ合うように置かれています。そばには立派な個人宅の正門があり、あまり似つかわしくない光景です。
向かって左のものから掲載します。
巡拝塔
刻銘「天保十五甲辰一月(1844) / 右下村 / 當宿内安全也 / 奉順禮西國秩父坂東出羽三山身延山六阿弥陀」
山状角柱型
文字庚申塔(併用道標?)①
刻銘「元禄六癸酉天二月廿一日(1693) / 奉待庚申供養二世安樂所 / 種子〈ウーン〉」※元禄八年の可能性あり。
基壇の刻銘「天保三辰歳七月再建(1832)」
「右十五間町□□右下村」
板碑型、彫像(日天月天、瑞雲)
文字庚申塔②
刻銘「寛保三癸亥歳二月吉日(1743) / 奉造立庚申供養塔」
基壇の刻銘「女中岩淵新町内田與右衛門(ほか人名略)」
角柱型
所在地