埼玉県八潮市大曽根の西森稲荷(訪問日:2024年6月8日)大字西袋との境の近く、十字路に鎮座する小社です。「西森稲荷」扁額決して広くない境内には2基の石塔が並んでいます。向かって右の庚申塔から掲載します。
文字庚申塔(猿田彦大神塔)
刻銘「時ニ天保十一庚子年四月吉日(1840) / 柳之宮村祭主張山雲正行年七拾三才 / 白川二位殿御門人 / 国底立命庚申祈 / 奉祭猿田彦大神」
自然石型
国底立命は猿田彦大神の異称です。「白川」姓や「祭主」銘から、当地では神道系の庚申待が行われていたと考えられます。
天神塔
刻銘「(紀年銘不詳) / 天満宮」
角柱型
西森稲荷の所在地