2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
長野県松本市神林の路傍(訪問日:2024年3月27日)個人宅前に複数の石仏が纏められており、それらを護るための覆屋も建っています。いずれの石仏も赤い彩色が施されていました。集落にマラリアや疱瘡、そのほかの邪悪が入り込まないようにするまじない的な意…
青森県弘前市浜の町東1丁目の地蔵堂(訪問日:2023年9月19日)浜の町東の東端に位置する地蔵堂です。境内には新しい敷石が広がっています。堂の左手に並ぶのは民間信仰塔と飢饉供養塔です。手前のものから掲載します。百万遍供養塔(百万遍塔) 刻銘「安政六…
青森県弘前市黒土字山裾の薬師神社(訪問日:2022年9月28日)通常、「久須志神社」と改めることの多い社号ですが、当社はそのまま「薬師神社」と号しています。「藥師如来」扁額社殿「藥師神社 黒土町内 中野鶴市 奉納」と墨書された標板境内の八大龍神池の…
青森県弘前市西茂森2丁目の清安寺(訪問日:2022年9月22日)境内の隅に置かれています。文字庚申塔 刻銘「(紀年銘不詳) / 庚申塔」 自然石型 清安寺の所在地
千葉県習志野市屋敷1丁目の屋敷一丁目広場(訪問日:2024年6月22日)屋敷ふれあい公園の東側にある小さな公園です。その中央には背丈ほどの庚申塔が安置されています。まるで自分が公園の主役だと主張しているかのようです。土盛りの上に置かれているため、…
青森県青森市浪岡大字女鹿沢字平野の共同墓地(訪問日:2023年9月7日)墓地の中央部、多くの無縁仏のまとめられたところに津軽地方では数少ない回国塔が紛れています。六十六部廻国供養塔 刻銘「嘉永四辛亥歳十月三日(1851) / 備前國出俗名寅吉 / 玉林明光居…
茨城県北相馬郡利根町横須賀の道祖神社(訪問日:2024年5月4日)藪の茂る中に突如として現れる小社です。石造の鳥居はかなり最近に建てられたものと思われます。狭い境内に覆屋を伴って2基の庚申塔が置かれています。向かって左から掲載します。文字庚申塔(…
国指定史跡に登録されています(訪問日:2023年9月7日)。北館側から入場。以下はギャラリーです。 浪岡城跡の所在地
青森県青森市油川字大浜の浄満寺(訪問日:2023年9月18日)浄満寺本堂の裏手、境内墓地のそばに通称「千人塚」と呼ばれるエリアがあります。天保の大飢饉に関する史跡です。 解説板 千人塚由来 今を去る二百余年の昔、津軽の国はかつてない大飢饉に見舞われ…
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町舞戸町字東禿の路傍(訪問日:2022年9月27日)大間越街道から道を一本逸れて住宅エリアに入り、そこから裏山へ上がる道を進むと朱色の鳥居が建っています。便宜上ここも路傍ということにします。大量の石塔を祀っています。向かって右…
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町舞戸町字東禿の稲荷神社(訪問日:2022年9月27日)上野集落の稲荷神社境内に3基の石塔が置かれています。文字庚申塔 刻銘「萬延元庚申天五月廿七日(1860) / 小野美作正(以下人名略) / 庚申」 自然石型、彫像(日天月天、瑞雲) 無銘の…
青森県青森市油川字大浜の熊野宮(訪問日:2023年9月18日)津軽地方最古と伝わる庚申堂が建てられた地です。境内には複数の庚申塔が置かれており、いずれにも賽銭袋が掛けられています。文字庚申塔(太田命塔)① 刻銘「文政五壬午年八月十九日(1822) / 森内…
東京都目黒区下目黒3丁目の成就院(訪問日:2024年2月3日)山門をくぐり左手に回ると石仏石塔のまとめ置かれた場所があります。今回は向かって左の庚申塔と右の経典供養塔のみ掲載します。青面金剛像庚申塔 刻銘「元禄九丙子歳四月廿三日(1696) / 下目黒滝前…
八富山県黒部市三日市の八心大市比古神社(訪問日:2024年3月27日) ▼関連記事 nagatorowo2.hatenablog.com 駐車場脇に相撲場があり、その鳥居のそばに堂宇が建っています。ちびっ子広場も併設されており、私が訪問した際には地元の子供たちがカメラを持つ私…
青森県青森市浪岡大字女鹿沢字東花岡の路傍(訪問日:2023年9月7日)字東種本との境に一本松があり、その根元に庚申塔が3基置かれています。向かって右から掲載します。文字庚申塔(石造庚申塚塔)① 刻銘「大正九庚申年旧五月十六日(1920) / 村中発起人海老…
浪岡大字北中野にあるバス停です(訪問日:2023年9月7日)。バス停名の由来となっている金光上人とは、筑前国出身の鎌倉期に活躍した高僧で、浄土宗を陸奥へ広めたとされます。当地に墓があり、西光寺(現・西光院)は上人が開山になったと伝わります。細野…
青森県弘前市東和徳町の専修寺(訪問日:2023年9月6日) ▼以前の記事 nagatorowo2.hatenablog.com 今回は飢饉供養塔の脇に安置された民間信仰塔を掲載します。青面金剛像庚申塔 刻銘「寛政十二庚申年八月十日(1800) / □〜□建之」 御尊容(立像、一面六臂、宝…
青森県青森市浪岡大字王余魚沢字王余魚沢の路傍(訪問日:2023年9月7日)旧王余魚沢小学校の入り口付近、木立の中に2基の石塔が置かれています。そのそばにはツカ上げ(庚申のツカ)もありました。雲板は風化して絵柄は分かりません。ただ、そこまで古いもの…
青森県を代表する難読地名「王余魚沢(かれいざわ)」を訪問しました(訪問日:2023年9月7日)。まずは集落に入る直前の王余魚沢入口バス停での1枚。王余魚沢行きと浪岡駅前行きの便はそれぞれ1日3本来るようです。集落へ向かいます。途中、暗門の滝・白神館…
青森県つがる市木造千代町の実相寺(訪問日:2023年9月20日) ▼以前の記事 nagatorowo2.hatenablog.com 文字庚申塔(帝釈天王塔) 刻銘「安政二乙夘年六月(1855) / 淺田屋素兵衛(以下人名略) / 御國家安全五穀成就 / 帝釋天王」※「庚申」銘などは認められら…
青森県弘前市五所字野沢の路傍(訪問日:2022年9月23日)五所神社からほど近い場所に地蔵堂と並んで3基の庚申塔があります。向かって左から掲載します。文字庚申塔① 刻銘「明治十八酉年旧七月(1885) / 五所村中 / 庚申塔」 自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)…
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町赤石町字宇名原の貴野神社(訪問日:2022年9月27日)一の鳥居をくぐり、石段をやや上がったところの右手に細い木材で造られた鳥居があり、その奥に一本の松が生えています。松の根元にはコンクリートの囲いに護られた石塔があります。…
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町米町の庚申神社(米町庚申堂)(訪問日:2022年9月27日)境内には壁を背にして数基の石造物が並べられています。向かって左のものから掲載します。文字庚申塔① 刻銘「(紀年銘不詳) / 庚申」 自然石型 文字庚申塔(猿田彦大神塔)② 刻…
青森県青森市浪岡大字銀杉田にある溜池です(訪問日:2023年9月7日)。西側の道から入りました。そこそこ広いです。春先ならば散策にもってこいのスポット。軽くネットで検索をすると、どうやら野鳥撮影に訪れる人が多いようです。水面には鴨やアヒルが游ん…
青森県つがる市木造種取の三新田神社(訪問日:2023年9月20日)木作村の鎮守として1615年に創建された神社です。「三新田神社」扁額境内にはおびただしい数の石塔が並べ置かれています。順に掲載していきます(マジで判読作業が大変でした)。文字庚申塔(猿…
千葉県千葉市花見川区犢橋町の路傍(訪問日:2024年6月22日)三社神社の近く、四叉路にいくつか石塔が建っています。当記事では民間信仰塔のみ掲載します。馬頭観音塔(馬像付馬頭観世音塔、併用道標) 刻銘「大正六年三月吉日(1917) / 馬頭觀世音 / 種子〈…
▼以前の記事 nagatorowo2.hatenablog.com 国登録有形文化財(建造物)に指定されています。日本一美しい円筒分水工として知られます。 意外にも家族連れが多く見学に訪れていました。春休み期間だったからでしょうか。 所在地
埼玉県北葛飾郡松伏町松伏の八反稲荷神社(訪問日:2024年6月8日)六叉路を北方に進んだ右手に鎮座する神社です。境内には朱色に塗られた覆屋が建ち、庚申塔を護っています。青面金剛像庚申塔 刻銘「(銘不詳)」御尊容(立像、一面六臂(?)、合掌型、板駒型)…
富山県魚津市東山の庚申様の社(訪問日:2024年3月28日)東山円筒分水槽の見学者大型車両用駐車場の前に一対の石灯籠を伴う小社が建っています。瓦葺の立派なお社です。中には石仏が1基祀られています。堂内に掲げられた額には「東山地区 庚申様の社建立 平…
青森県弘前市大清水の大清水稲荷神社(訪問日:2022年9月24日)社殿の右脇に庚申塔4基が置かれています。右端の庚申塔にはツカ上げ(庚申のツカ)が確認できます。文字庚申塔①・二十三夜塔(庚申・二十三夜併刻塔) 刻銘「明治三十二年十月二十三日(1899) / …