兵庫県尼崎市西昆陽2丁目の庚申堂(訪問日:2024年10月5日)西国街道沿い、西の下り坂を降りきった場所にある歩道橋の下、螺旋階段の脇に庚申堂が建っています。衝突事故を防ぐポールが四隅に設けられていました。
堂内には1基の石仏が祀られており、この地域では珍しい青面金剛像を主尊に彫った庚申塔です。
青面金剛像庚申塔
刻銘「元禄十六癸未年八月吉日(1703)」御尊容(立像、一面六臂、宝剣・ショケラ型、笠付角柱型(唐破風))、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、宝輪、矢、三叉戟、弓)二猿像と二鶏像
「庚申堂建物に、水をかけないで下さい!」という西昆陽奉賛会による注意書きが掲示してありました。
たしかに木造堂だと腐食といった心配もありますので、こうした張り紙は大切ですね。
庚申堂の所在地