東京都世田谷区上北沢1丁目の長徳寺(訪問日:2025年1月23日)寺の本堂脇に石仏群が安置されています。手元の資料だともっと開けた場所に置かれていたように思えますが、境内は改修工事を行っている只中でしたので、一時的にこちらへ転移させたものと見られます。
この中に庚申塔は像塔と文字塔合わせて2基あります。
青面金剛像庚申塔
刻銘「延宝八庚申年□〜□五日(1680)」
御尊容(立像、合掌一面六臂、舟形光背型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、蛇、鎌、矢、宝輪、弓)
一邪鬼像。御幣を担いでいます。全く同じ塔型、像容の庚申塔が新宿区にあります。
▼関連記事
文字庚申塔(三面三猿塔)
刻銘「延宝六年午十一月廿三日(1678) / 奉供養庚申」
山状角柱型、彫像(日天月天)
三猿像
長德寺の所在地