石仏石神を求めて

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一般参賀に行ってきました(令和七年)

東京都千代田区千代田1-1の皇居(訪問日:令和七乙巳年正月二日)

皇紀二千六百八十五年正月二日、西暦2025年1月2日に一般参賀に伺いました。

一般参賀とは毎年1月2日、皇居において、天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事*1です。

国民が皇居内の宮殿東庭に参集し、皇族方が長和殿ベランダよりお姿をお見せになり、天皇陛下が新年のお喜びやお言葉を述べられます。

今回はその一般参賀の一連の流れをできる限り細かくメモしていきたいと思います。

まず皇居へ向かうため、最寄駅である大手町駅を目指しました。今回は東京メトロ半蔵門線を利用。

10時28分、大手町駅着。皇居方面の出口であるC14出口へ向かいました。

10時35分、大手町駅C14出口着。地上へ出る。

10時37分、三井住友銀行本社ビル前着。警察官が皇居への道のりを案内していました。

f:id:nagatorowo2:20250104093621j:image10時40分、元宮城和田倉門守衛所前着。この時すでに皇居前東京停車場周辺は1、2回目のお出ましを迎え終えた人々で埋め尽くされていました。

f:id:nagatorowo2:20250104093559j:image先ほど人々が集っていた場所の近くで日の丸、すなわち国旗小旗が頒布されていました。これは 公益財団法人日本文化興隆財団と皇居参賀奉祝委員会が共同して、全国からの篤志による寄附金で製作された小旗*2なのだそう。

f:id:nagatorowo2:20250104093643j:image10時45分、手荷物検査を受けるため皇居前広場まで向かいます。

f:id:nagatorowo2:20250104093603j:image10時50分、所定の検査を済ませ、待機列へ向かいます。

f:id:nagatorowo2:20250104093639j:image私は皇居外苑の第5レーンに充当されました。雲ひとつない快晴でしたので、低い気温だったとは言え日光が照りつけて暑いぐらいでした。

この10分後ほどにアナウンスがあり、我々が第3回目のお出ましに当たる待機組となると告げられました。
f:id:nagatorowo2:20250104093609p:image第5レーンはおおよそこの辺り。

f:id:nagatorowo2:20250104093704j:image11時9分、列が動き出します。手荷物無しで入場した方々の列とも合流し、すごい人の流れを形成していました。

f:id:nagatorowo2:20250104093606j:image11時13分、皇居正門石橋着。前方に正門が見えてきました。

f:id:nagatorowo2:20250104093632j:image皇宮警察。儀仗隊でしょうか。表情ひとつ変えず、ピシッとした姿勢で職務を全うしていました。勤務お疲れ様でございます。

f:id:nagatorowo2:20250104093551j:image正門の扉。重厚な作りです。

f:id:nagatorowo2:20250104093614j:image緩やかなカーブを描く坂を登り、坂の終わり、二重橋手前に差し掛かると伏見櫓が見えてきました。

f:id:nagatorowo2:20250104093635j:image11時16分、正門鉄橋(二重橋)着。橋の際に寄って皇居正門石橋を眺めてみました。蜿蜿長蛇の列が見え、さながらコミケ会場の待機列のようでした。

f:id:nagatorowo2:20250104093650j:image中門を抜けると長和殿が見えてきました。ここまで来ると途端に緊張してきたのを覚えています。

f:id:nagatorowo2:20250104093547j:imageマスコミ関係者たちが最後列でカメラを構えていました。普段、テレビで目にする一般参賀の中継映像などはここで撮影されているようです。

f:id:nagatorowo2:20250104093647j:image11時22分、長和殿前の新宮殿前広場着。ほぼ中央に陣取ることができました。しばらく待機となります。

ここで外国人が周りに結構いることに気づきました。天皇陛下にお目にかかれる貴重な機会ということで集まった方々でしょうか。

f:id:nagatorowo2:20250104093654j:imageお出まし10分前のアナウンスとその旨記載された電光掲示板。「次回のお出まし時間は、11時50分頃の予定です。」と表示されていました。


その約10分後、皇族方が長和殿の中からお出ましになりました。向かって右手より、佳子内親王殿下、秋篠宮皇嗣妃殿下、秋篠宮皇嗣殿下、愛子内親王殿下、皇后陛下天皇陛下上皇陛下、上皇后陛下の順に長和殿ベランダにお並びになられました。

f:id:nagatorowo2:20250104101118j:imageそれまでは静かに参集していた臣民が一斉に日本国旗を振り始め、視界は下半分が日の丸一色になりました。

しかしその後、天皇陛下がお言葉を述べる場面になると現場の興奮は鎮まり、皆静かに耳を傾けていました。

お言葉は以下の通り。

新年おめでとうございます。皆さんとこうして新年を一緒に祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年の元日に発生した能登半島地震や、各地で起こった大雨の災害などにより、いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っております。年の始めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。

皇居で2年ぶり新年一般参賀 天皇陛下があいさつ | NHK | 皇室(2025年1月4日閲覧)

陛下がお言葉を述べ終えると再び日の丸が視界を埋め尽くしました。その時、私の前方で天皇陛下万歳!」の声が聞こえたかと思ったら、それに呼応するように周りからも万歳三唱が起こり、名状し難い感動を覚えました。

天皇陛下を始めとした皇族方をはっきりと写した画像を載せるのは畏れ多いため、ここでの掲載は見送ります。

12時ちょうど、参賀が終わり、人々が続々と宮殿東庭を後にします。坂を下りた突き当たりには蛤濠があり、そこで東京駅方面と大手町駅方面とで別れます。私は後者へ向かいました。

f:id:nagatorowo2:20250104093658j:imageその途中、前方に富士見櫓が見えてきました。整然と積み上がった石垣の上に構えたその姿は圧巻でした。

f:id:nagatorowo2:20250104093701j:image百人番所

f:id:nagatorowo2:20250104093617j:image皇居三の丸尚蔵館周辺。背後に大手門パークビルディングや三井物産ビルなどが見えます。

f:id:nagatorowo2:20250104093555j:image12時13分、大手門着。写真だと伝わりづらいかと思いますが、とても大きく立派な門でした。

f:id:nagatorowo2:20250104093629j:image大手門を抜けた先には大手町の摩天楼が聳えています。皇居周辺の発展ぶりに驚きました。

この先で国旗小旗の不要な方向けに回収を行っている地点がありました。

 

以上が私が体験した一般参賀の内容です。前日までは行かなくてもいいかな、とも思っていましたが、振り返るとやはり行ってよかったと思います。

 

改めまして、正月三が日を過ぎましたが、皆さま明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いします。

皇居の所在地