東京都新宿区西早稲田1丁目の観音寺(訪問日:2024年12月27日)
観音寺の本堂手前に石仏群があります。その中には庚申塔2基とそれらに挟まるようにして弁才天塔が含まれています。今回はそれらすべて掲載します。
まずは境内にあった解説板から。

地蔵菩薩像庚申塔
刻銘「寛文四年甲辰三月吉日(1664) / 武州豊嶋郡戸塚村 / 奉待庚申三年一座爲逆修佛果菩提敬白 / 種子〈バン〉」
御尊容(立像、舟形光背型)
弁才天塔(宇賀弁財天坐像塔)
刻銘「貞享四年丁卯十月日(1687) / 奉成就」
御尊容(坐像、一面八臂、舟形光背型)
聖観音菩薩像庚申塔
刻銘「寛文七丁未年十二月五日(1667) / 武州豊嶋郡牛込戸塚村 / 奉待庚申供養現世伍諸爲佛果菩提也」
御尊容(立像、舟形光背型)
おまけ
庚申塔のある場所よりお寺の入り口に近いところには大黒天さまと恵比寿さまの石像が置かれています。
紀年は確認し忘れたので定かではないですが、造立年代は幕末から大正あたりのような気がします。でも状態が大変よろしいことから昭和以後の造像にも見えます。
お二人で早稲田大学を見守っています。
観音寺の所在地