三重県伊勢市船江3丁目13の道饗社(訪問日:令和5年5月6日)
県道201号線の船江新道バス停から東へ100メートルほどの場所に道饗社という小さな神社が鎮座しています。
「道饗社」扁額
社殿の中を覗くと中には青面金剛を刻んだ庚申塔1基と板碑の形式を踏襲している江戸初期に建てられた庚申塔が2基奉安されています。
恐らく元は庚申堂として建てられていたのを明治時代あたりに、既に道祖神としての神格が強調されていた庚申塔を安置していることから道饗社という社号に改めたのだと思われます。
向かって左の文字塔から掲載します。
文字庚申塔①
刻銘「寛永六己巳□十二月九日(1629) / 庚申供養」※七庚申の日造立(納庚申の日)。
自然石型(板碑)、彫像(円相)
刻銘「元禄七甲戌年九月吉祥日(1694)」
御尊容(立像、三面六臂、舟形光背型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、三叉戟、矢、宝輪、弓、一邪鬼、三猿ヵ)
文字庚申塔②
刻銘「正保五戊子二月廿五日(1648) / 本尊寄進石や久五郎 / 庚申」※二庚申の日造立。
自然石型(板碑)、彫像(開敷蓮華)
社殿の左手前に置かれた宝篋印塔には南面する塔身に空を仰ぎ見る一猿像が陽刻されています。右手には桃のような物を持っていますが、はっきりとは分かりません。
道饗社の所在地




