石仏石神を求めて

おもに石仏・石神などの石造物を探訪

岩手県の庚申塔 #13(二戸郡一戸町高善寺・八坂神社)

岩手県二戸郡一戸町高善寺字野田52の八坂神社(訪問日:令和6年9月25日)

f:id:nagatorowo2:20241015115512j:image一戸駅から750メートルほど北へ進んだ場所に鎮座する神社です。
f:id:nagatorowo2:20241015115508j:image「八坂神社」扁額。中村善八奉納または揮毫。
f:id:nagatorowo2:20241015115449j:image社殿の左脇に2基の民間信仰塔が安置されています。写真では分かりづらいかもですがどちらもかなり厚みのある石塔です。

向かって左のものから掲載します。
f:id:nagatorowo2:20241015115437j:image文字庚申塔秋葉山供養塔・二十三夜塔(廿三夜塔)(庚申・秋葉山大権現・廿三夜併刻塔)


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刻銘「文化五年辰三月廿日(1808) / 町内安全 / 賦方五十一人 / 世話人五郎兵衛(ほか4名略) / 石工善兵衛 / 庚申秋葉山大権現廿三夜」

自然石型


f:id:nagatorowo2:20241015115426j:image金毘羅講供養塔

刻銘「安政二年卯正月(1855) / 金毘羅大権現

自然石型


おまけf:id:nagatorowo2:20241015115500j:image石塔の脇に聳える大ケヤキ。一戸町の天然記念物に指定されています。
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解説板 一戸町指定天然記念物
八坂神社のケヤキ
指定年月日 昭和四十八年二月一日
所在地 一戸町高善寺字野田(八坂神社境内)
所有者 田畑文明
 ケヤキはニレ科の落葉喬木で、全国の山地に自生している、日本の代表的広葉の一つです。二戸地方に分布する新生代第三紀(約二千万年前)の地層から化石として出土するなど、古い植物であることが証明されています。
 このケヤキは、指定時の計測によれば代表株で、根元周囲七・四m、根元径二・三六m、目通り周囲四・六m、樹高二八m、枝張り二七m、四百年位と推定されます。
 材は黄色がかって堅く、磨けば光沢が出て木目が美しいので建築に用いられます。
 おもに家屋敷や神社仏閣の境内に栽植されていて、親しみのある木となっています。
一戸町内の指定天然記念物位置図
平成五年一月三十日
一戸町教育委員会
平成四年度快適環境施設整備事業補助事業 岩手県


f:id:nagatorowo2:20241015115445j:image境内社
f:id:nagatorowo2:20241015115433j:image山神石祠。屋根部は流造です。
f:id:nagatorowo2:20241015115441j:image御神体の舟形光背型の山神立像塔。30センチほどの大きさです。
f:id:nagatorowo2:20241015115504j:image境内の様子
f:id:nagatorowo2:20241015115454j:image社殿

八坂神社の所在地