2025-04-01 猪苗代駅 駅めぐり #7 駅めぐり 福島県耶麻郡猪苗代町千代田扇田の猪苗代駅(訪問日:2025年3月15日)JR東日本磐越西線。東北の駅百選に選ばれている駅です。駅創業猪苗代駅表札。明治三十二年七月十五日に揮毫。 解説板 猪苗代駅の駅名由来 「猪苗代」という地名は、アイヌ語に由来するともいわれていますが、定説はありません。一説にはこんなお話もあります。 昔々、磐梯山と猪苗代湖に挟まれたこの地は荒れ地が多く、人々は開墾に難渋していました。ところが磐椅明神 の霊験によって、野生の猪がこの地を踏みつけて苗代田を作りあげました。人々は、その苗代に種粉を蒔き、稲作をはじめたことから「猪苗代」という名が起こったといわれています。 磐梯山の麓、猪苗代湖の畔。雄大な会津の天地に包まれた町は、世界的な医学者・野口英世 博士の故郷としても知られています。 この地名の由来を受けて、明治三二年(1899)七月一五日、岩越鉄道(株)が当地に開通した時、猪苗代駅が開業しました。明治三十九(1906)十一月一日には旧国鉄の管轄となり、磐越西線の駅となりました。◆参考資料■「新編会津風土記」■「猪苗代の人物と企業」■「国鉄全駅ルーツ辞典」 2番ホーム1番ホーム駅名標①駅名標②1番ホームに置かれていた看板「磐梯朝日国立公園 磐梯高原入口 磐梯山標高1816米 頂上まで9800米」 猪苗代駅の所在地