2025-01-01から1年間の記事一覧
東京都町田市森野5丁目9-2の路傍(訪問日:令和7年6月4日) 森野住吉神社の北方の旧道沿いの個人宅前に石塔群があります。物損を防ぐためか周りには金属製の柵が設けられています。 石塔群の背後に設置された看板にはそれぞれの由緒が記されています。 解説…
青森県北津軽郡板柳町長野字北村元の路傍(訪問日:令和5年9月3日) 共同墓地の傍の建物の脇に2011年に造立された百万遍塔があります。塔身には護札が貼られています。 百万遍供養塔(百万遍塔)刻銘「平成二十三年十月吉日(2011) / 百万遍」 隅丸角柱型 所…
東京都小金井市中町2丁目15の下小金井村地蔵尊(訪問日:令和4年5月23日) 府中運転免許試験場の北方、ムジナ坂を上って直進し、連雀通りを横切ってやや進むと左手に4基の石仏をお祀りした堂宇が建立されています。右端に安置された石仏が合掌青面金剛立像を…
神奈川県鎌倉市材木座2丁目11-46の路傍(訪問日:令和4年9月14日) 長勝寺の北、湘南新宿ライン(横須賀線)と並走する道路の中途の三叉路に唐破風笠付角柱型庚申塔が安置されています。塔身下部には日光地方で散見される日光型二猿が刻んであります。 文字…
山形県西置賜郡白鷹町高岡1033の路傍(訪問日:令和7年3月17日) 個人宅前に湯殿山塔が置かれています。 出羽三山塔(湯殿山塔)刻銘「文政二卯歳六月八日(1819) / 導師大□院 / 湯殿山 / 〈アーンク種子〉」 自然石型 おまけ すぐ近くにあった地蔵堂。新調さ…
神奈川県鎌倉市大町4丁目4-17の大黒堂(訪問日:令和4年9月14日) 大黒堂の境内には庚申塔が4基安置されています。そのうち、境内に入ってすぐ左手に置かれている板石型の石塔には猿田彦大神と北斗尊星と天鈿女命を併刻した庚申塔で、北斗信仰系庚申塔の一つ…
青森県五所川原市姥萢字菖蒲49の路傍(訪問日:令和5年9月8日) 不動明王社の南東の路傍、トラックなど多数の車が駐車している場所の手前に百万遍塔があります。 百万遍供養塔(百万遍塔) 刻銘「大正十□〜□三月廿日 / 村中 / 百万遍」 自然石型(コンクリー…
東京都台東区谷中6丁目2-35の多宝院(訪問日:令和7年4月8日) 境内のサクラの大木の下あたりに花崗岩製と思しき白っぽい庚申塔が置かれています。 青面金剛像庚申塔刻銘「(紀年銘不詳) / 長島英建之 / 年八十」御尊容(立像、合掌一面六臂、駒型)、その他…
青森県つがる市木造川除字栄盛142-1の路傍(訪問日:令和5年9月9日) つがる警察署川除駐在所の真向かい、株式会社葛西商事の駐車場脇に百万遍塔が安置されています。 百万遍供養塔(百万遍塔) 刻銘「明治三十四年旧三月二十五日(1901) / 境サト立之 / 百万…
東京都墨田区押上3丁目32-4の正観寺(訪問日:令和7年4月7日) 本堂前に自然石型庚申塔が置かれています。文字庚申塔(青面金剛塔) 刻銘「(紀年銘不詳) / 青面金剛」 自然石型 正観寺の所在地
神奈川県鎌倉市大町1丁目11-20の大町八雲神社(訪問日:令和4年9月14日) 鳥居をくぐってすぐ参道左手を見遣ると3基の庚申塔が並んでいます。そのうち左端に置かれた来迎印を結ぶ阿弥陀如来立像を正面に彫った唐破風笠を載せる角柱型の石仏は鎌倉市の有形民…
神奈川県川崎市高津区末長2丁目9の小堂(訪問日:令和4年6月21日) 県道14号線鶴見溝ノ口線と並走する旧道沿いに小堂があり、2基の板駒型庚申塔が祀られている。 そばに設けられた石碑には庚申塔の由来が記されています。 由来碑 後明谷庚申塔(ごみょやとこ…
青森県北津軽郡板柳町狐森字浅井7の共同墓地(訪問日:令和6年9月2日) 墓地の中央に建てられた地蔵堂前に百万遍塔が置かれています。 百万遍供養塔(百万遍塔) 刻銘「天保六乙未年五月十五日(1835) / 村中 / 百万遍」 角柱型 共同墓地の所在地
青森県つがる市木造川除字栄盛184の路傍(訪問日:令和5年9月9日) 川除コミュニティ消防センターを背にして地蔵堂と虫送りの組台に挟まれた3基の石塔があります。向かって左から月待塔(二十三夜塔)、庚申塔、百万遍供養塔です。百万遍供養塔の詳細は別の…
青森県弘前市藤代1丁目の革彦稲荷神社(訪問日:令和5年9月10日) 隣接する革秀寺の鎮守社です。境内入り口には石造の両部鳥居が建っています。金属製注連縄(年縄) 鳥居をくぐってすぐ右手に台石に乗る石碑が立っています。揮毫は弘前の書家高山文堂翁です…
青森県弘前市貝沢字秋森305-6の路傍(訪問日:令和6年9月1日) 食事処すそのの駐車場脇、「次世代に引き継ぎたい美しいふるさと」という看板の裏に百万遍塔が置かれています。注連縄とお札が塔身に巻かれていたため、正確な銘文は確認できませんでした。再訪…
青森県北津軽郡板柳町柏木字五反田136の路傍(訪問日:令和6年9月2日) 柏木集落の北端、虫送りの習俗が行われている場所のすぐ近くに百万遍塔が置かれています。塔身には紙垂つきの注連縄が確認できます。 百万遍供養塔(百万遍塔) 刻銘「昭和十七年旧三月…
東京都荒川区西日暮里3丁目3-8の養福寺(訪問日:令和6年2月17日) 養福寺の仁王門を潜らずにそのまま本堂へ向かうと左手に2基の青面金剛像庚申塔が並んで立っています。どちらも付近ではあまり見かけない珍しい造形をしている特徴的な石仏です。 青面金剛像…
青森県弘前市町田3丁目5-12の路傍(訪問日:令和6年9月1日) 町田地区の最北端にあたる場所に方形のコンクリート台石に載せられた百万遍塔が置かれています。訪問当時は朝日が昇って間もない時間帯だったため光の差す角度が悪く、しっかりと銘文を判読するこ…
青森県弘前市鬼沢字菖蒲沢の路傍(訪問日:令和6年9月1日) 鬼沢郵便局の北方およそ200m弱のところに百万遍塔が置かれています。大間越街道には新造された石塔が多い印象ですが、その中でも特に新しい平成十六年銘という紀年を有します。 当地では百万遍塔が…
三重県伊勢市船江3丁目13の道饗社(訪問日:令和5年5月6日) 県道201号線の船江新道バス停から東へ100メートルほどの場所に道饗社という小さな神社が鎮座しています。「道饗社」扁額社殿の中を覗くと中には青面金剛を刻んだ庚申塔1基と板碑の形式を踏襲して…
神奈川県相模原市南区鵜野森2丁目21-6の路傍(訪問日:令和7年6月4日)三叉路に紙垂を垂らした注連縄が回されている庚申塔が置かれています。主銘は金泥に近い塗料で着色されています。 文字庚申塔 刻銘「明治六酉年九月吉日(1873) / 講中 / 二十一人連 / 世…
青森県弘前市宮地字沢田30-1の路傍(訪問日:令和5年9月10日) 馬子橋バス停の西方約80メートルのところにある三叉路に、特に整形を施した形跡のない自然石型の追分石が置かれています。 背後には日帰り温泉の新岡温泉までの距離を示した看板が立っています…
青森県北津軽郡鶴田町鶴田字大泉70-5の路傍(訪問日:令和5年9月8日) 亀田橋の北詰、新田子集落の南口に百万遍塔があります。 百万遍供養塔(百万遍塔) 刻銘「昭和三十三年五月(1958) / 村中 / 百万遍」 自然石型(コンクリート)、彫像(円相) 所在地 40…
東京都新宿区高田馬場3丁目37-26の観音寺(訪問日:令和7年6月18日) 観音寺の墓地には多数の民間信仰塔が集められています。種類によって位置はバラバラです。墓地の最奥部にある庚申塔から掲載します。 青面金剛像庚申塔 刻銘「正徳四甲午天十二月四日(171…
神奈川県川崎市高津区新作3丁目6-10の新作会館(訪問日:令和3年11月17日) 新作地区の集会所の新作会館脇にコンクリートブロックで囲われた場所があり、そこに石仏と石塔が安置されています。 青面金剛像庚申塔 刻銘「正徳六丙申歳閏二月二十九日(1716) / …
水虎様(すいこさま)とは、水難除けや治水祈願のために祀られる津軽特有の神様です。その多くは坐像の河童か亀に乗り合掌をする立像の女神の姿をしており、中には龍神を模ったと思しき水虎様も見られます。石製のものと木製のものとに大別でき、分布数はお…
青森県つがる市木造濁川字浅井12の路傍(訪問日:令和5年9月20日) 中ノ川承水路に沿って家屋が建ち並ぶ中の林集落。その北端に位置する場所に3基の石塔が並んでいます。 右端に置かれた石塔は碑面に「水虎大神」と刻んでいる石版刻字型の水虎様です。広瀬伸…
青森県弘前市兼平字長ケ沢の路傍(訪問日:令和5年9月13日) 石山道沿いの保食神社からさらに林道を上がっていくと、りんご園の角地に1基の自然石型の記念碑が建立されています。一度折れてしまったのか、塔身の中ほどに補修の跡が見られます。銘文の揮毫者…
青森県北津軽郡板柳町柏木字鴨泊の路傍(訪問日:令和6年9月2日) 狐森集落の東口と柏木集落の南口の境に大木が自生しており、その根元に3基の石塔が安置されています。手前には赤い木造鳥居が建っています。 柱部には蓮正院の護符がついています。 文字庚申…