東京都荒川区南千住6丁目の素盞雄神社(訪問日:2023年8月17日)
社殿は改修工事中でした。
境内の隅、富士塚の正面に庚申塔群があります。
いずれも荒川区の有形民俗文化財に指定されています。
解説板が設けられていました。
正面向かって左から紹介します。
如意輪観音像庚申塔。主尊に如意輪観音を据えるのは非常に珍しい例です。
刻銘「延宝六年十月十七日(1678) / 種子〈サク〉」
御尊容(板碑型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、三猿、二鶏、蓮華)
聖観音像庚申塔。都内ではしばしば見られる聖観音が主尊の庚申塔です。
刻銘「寛文十三天二月八日(1673) / 念佛講供養庚申講供養 / 欣誉上人 / 種子〈サ〉」
御尊容(立像、舟形光背型)、その他像容・彫像(円形光背)
文字庚申塔(青面金剛塔)
刻銘「文化八辛未年六月吉日(1811) / 青面金剛塔」
駒型、彫像(日天月天、瑞雲)
素盞雄神社の所在地