富山県黒部市堀切の個人墓地(訪問日:2024年3月27日)
黒部駅から1キロ弱北上すると、高橋川に架かる橋を渡ってすぐのところに個人墓があり、その脇に堂宇が2棟建っています。
右は地蔵堂で左が庚申堂です。それぞれ「卍」と「日天月天・瑞雲」が上部に施されています。
今回は後者に納められた石仏のみ掲載します。
青面金剛像庚申塔


刻銘「文化第三丙寅歳三月上旬出来(1806) / 發起人海藏 / 願主講中間拾三人」
御尊容(立像、一面四臂、開臂型、笠付角柱型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、宝輪、羂索、三叉戟、宝棒(矢?)、円形光背)
二童子像と二邪鬼像
四夜叉像
一猿像と二鶏像
猿(拡大)
雌鶏
雄鶏
全体的にミステリーな雰囲気のある庚申塔です。切れ長の眼やヒョロ長の腕、人差し指で宝輪を浮かべる様は宇宙人にも見えます。
所在地



