東京都世田谷区深沢2丁目の路傍(訪問日:2023年3月10日)
記念すべき東京23区の庚申塔シリーズ200個目の記事です。深沢学園通り沿い、深沢一丁目バス停からやや東方に歩いていくと個人宅前に庚申塔が集約された場所があります。ここにあるのは全て青面金剛像を刻んだもので、そばに建てられた標柱曰く「深沢庚申様」というそうです。
もともと近傍にまばらにあったものを、道路拡幅や宅地開発により居場所が無くなったために寄せ集めたと考えられます。
刻銘「正徳五乙未年十一月廿八日(1715) / 武刕荏原郡世田谷領深沢村施主 / 奉供養庚申講中」
御尊容(立像、一面六臂、合掌型、駒型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、蛇、矢、三叉戟、弓、宝輪、二鶏、三猿)
御尊容(立像、一面六臂、宝剣・ショケラ型、駒型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、三叉戟、矢、宝輪、弓、二鶏、一邪鬼、三猿)
青面金剛像庚申塔③
刻銘「明和六己丑年十二月吉日(1769)」
御尊容(立像、一面六臂、合掌型、駒型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、蛇、三叉戟、矢、宝輪、弓、一邪鬼、二鶏、三猿)
御尊容(立像、一面六臂、独鈷杵・ショケラ型、駒型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、三叉戟、矢、宝輪、弓、一邪鬼、三猿)
深沢庚申様の所在地