徳島県阿波市市場町香美字住吉本の路傍(訪問日:2024年8月13日)
吉野川に架かる千田橋の北詰、開けた耕作地に石仏石神の安置されたエリアがあります。畑の中ではありますが車の窓越しに視認できるほどには道路から近いところです。
ここがどういう謂れのある場所かは分かりませんが、無縁仏か道祖神場としての役割があるのかもしれません。
向かって左の庚申塔は手前に近年造立の、背後にかつてのものを配置しています。どちらも全く同じ銘文を刻んであります。書体まで同一です。
また、双方とも特徴的な「瓊」という文字を冠しています。これの意味は今のところ不明です。
刻銘「明治三十年八月廿六日(1897) / 瓊猿田彦大神」
記念碑型
刻銘「明治三十年八月廿六日(1897) / 瓊猿田彦大神」
自然石型
となりの石仏群はいずれもお地蔵さんで、中央右のもの意外は頭部に後補が見られます。
所在地
文字
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