青森県つがる市森田町上相野字道能下の路傍(訪問日:2024年1月3日)
栄田(ようだ)集落の東口、十字路脇に木々の生い茂った場所があります。手前には赤い木造鳥居が構えています。
ここでは計4基の民間信仰塔が祀られています。庚申塔と二十三夜塔がそれぞれ2基ずつですので、もともとは夫婦神として別所にあったものをここに集約したものと思います。
掲載は向かって右からです。
二十三夜塔①
刻銘「昭和十三年旧七月一日(1938) / 山谷與悦 / 二十三夜塔」
自然石型、彫像(日天月天)
文字庚申塔①
刻銘「昭和十三年旧七月一日(1938) / 山谷與悦 / 庚申塚」
自然石型、彫像(日天月天)
文字庚申塔②
刻銘「文政五壬午年八月十九日(1822) / 講中山谷五左衛門(ほか11名略) / 庚申塚」
自然石型、彫像(日天月天)
二十三夜塔②
刻銘「明治廿九申秊旧七月二十三日(1896) / 栄田村中 / 二十三夜塔」
自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)
ここにもツカ上げ(庚申のツカ、三夜のツカ)がたくさん上がっていました。背後には古いツカがまとめられており、毎年のように新調しているようです。
庚申のツカの墨書内容「奉齋猿田彦大神天鈿女命天下泰平国家安穏村中安全心願成就祈攸 萍の一葉なりとも磯かくれ思いかけそ沖津国浪 令和五年三月三日 栄田講中」
塚木の先には杉の木の梢が取り付けられています。雲板の絵柄は日天月天+瑞雲+岩木山です。
二十三夜のツカの墨書内容「奉斎天月夜見大神天下泰平四海静謐村中安全心願成就祈攸 常闇を照らすみかけのかはじぬは今もかしこき月夜見の神 令和五年三月三日 栄田講中」
こちらには杉の梢も雲板も取り付けられてません。
所在地



