石仏石神を求めて

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津軽地方の庚申塔 #258(弘前市種市・熊野宮)

青森県弘前市種市字熊谷の熊野宮(訪問日:2024年9月1日)f:id:nagatorowo2:20240914175301j:image県道37号線沿い、豚さがりで有名な奈良ホルモン店の近くに鎮座する神社です。f:id:nagatorowo2:20240914175233j:imageこの神社には鳥居に真っ赤な鬼コがいることで知られています。鋭い目つきで参拝者を迎えます。f:id:nagatorowo2:20240914175320j:image個人的には社号標も見どころです。鬼コの影に隠れてしまっていますが、一対の昇り龍の精緻な意匠がほぼ完存している社号標は珍しいです。f:id:nagatorowo2:20240914175315j:image社殿f:id:nagatorowo2:20240914175257j:image「熊野宮」扁額
f:id:nagatorowo2:20240914175253j:image手水舎の背後には複数の石塔がずらりと並んでいます。向かって左から順に掲載していきます。
f:id:nagatorowo2:20240914175324j:image文字庚申塔(二十三夜塔、月夜見命猿田彦大神天鈿女命併刻塔)①

刻銘「(紀年銘不詳) / 三□〜□月世尊猿田彦命鈿女命」※三の後に続く文字は「虫」に見えることから三尸説を反映した庚申塔ではないかと睨んでいますが、可能性は薄いです。

自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)

塔身は真ん中から折れてしまっていて、背面がコンクリートで固定されています。


f:id:nagatorowo2:20240914175305j:image文字庚申塔
f:id:nagatorowo2:20240914175240j:image刻銘「天保□〜□ / 庚申塔

唐破風笠付石祠型

f:id:nagatorowo2:20240914175245j:image文字庚申塔

刻銘「慶應元乙丑年六月廿七日(1865) / 種市桂村中 / 庚申塔

自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)

 

f:id:nagatorowo2:20240914175237j:image久須志神社塔。拳2個分ほどの大きさです。小さく「村中」とも刻まれています。


f:id:nagatorowo2:20240914175327j:image文字庚申塔

刻銘「文政五壬午年八月十九日(1822) / 庚申塔

自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)


f:id:nagatorowo2:20240914175312j:image文字庚申塔

刻銘「安政四丁巳年五月十日(1857) / 種市桂村中 / 庚申塔

自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)


f:id:nagatorowo2:20240914175248j:image二十三夜塔

刻銘「安政四丁巳年五月十日(1857) / 村中 / 二十三夜塔」

自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)

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種市熊野宮の所在地