長野県茅野市金沢の路傍(訪問日:2024年4月8日)旧甲州街道沿い、金沢橋に差しかかる手前、金沢区の集会所前に小さな堂宇とそれに付随する石塔群があります。
そばには由来碑も設けられています。
堂内に祀られた石仏が件の如意輪観音のようです。そちらは最後に回し、まずは他の石仏石塔から掲載します。
青面金剛像庚申塔
刻銘「寛延二己巳年二月十二日(1749) / 施主小池源内(ほか2名略)」御尊容(立像、一面六臂、合掌型、駒型)、その他像容・彫像(日天月天、三叉戟、矢、弓、蛇)二鶏像と三猿像
馬頭観音塔(馬頭観世音塔)
刻銘「昭和十三年十月一日(1938) / 北支大行山脈於戦歿 / 愛馬主建之小松喜由 / 軍馬金奉號馬頭觀世音」
自然石型
水神塔
刻銘「(紀年銘不詳) / 水神明王」
自然石型、彫像(円相)
如意輪観音塔(丸彫如意輪観音坐像塔)
刻銘「寛政十二庚申年四月吉日(1800) / 下町中」御尊容(坐像、丸彫型)
踵を返し国道20号線まで戻ると解説板があります。
諏訪忠垣は諏訪忠恒の誤植と思われます。
如意輪観音の所在地